束縛されすぎて LT 1

緊張 ページ31

オッパとDVDを見て興奮。


もちろんDVDも面白いけど、オッパと同じ時間を過ごすことに興奮。


たまに食べるお菓子をオッパの口に入れたり……


キャーって感じ。


嬉しくて オッパに必要以上にくっついて……楽しい。


すぐに一本終わっちゃって、明日から仕事だからなって思ってたら、もう一本だけ見る？って。


優しい。



もう一本見て 一緒にカレーを食べた。


オッパは何でも美味しいって言ってくれる。


美味しいっていう言葉って凄いと思う。


次はもっと美味しいのを作りたくなる。


お母さんにも、もっと美味しいって言ってあげたら良かった……


いつか帰ってお母さんの料理を食べたら、美味しいって言おう。


LT 「どうした？」


A 「オッパの美味しいって凄いなって思って」


LT 「どういうこと？」


A 「オッパが美味しいって言ってくれると、次はもっと美味しいのを作りたくなるの」


LT 「そうなの？でも、本当に美味しいから」


A 「嬉しい」


LT 「A、今日はクマ置かない？」


A 「うん……ずッと置かないよ」


LT 「ベッド行こうか」


A 「抱っこ」


手を伸ばして甘えてみた。


LT 「おいで」


お姫様になった気分。


ゆっくりベッドにおろされた。









朝、


玉子焼きに挑戦して、ちょっと失敗……


ラップにクルクルまいて 修正。


サラダと形の悪い玉子焼き、そして、シーチキンマヨネーズのおにぎり。


出来たから、オッパを起こしに行く。


でも……


寝起きは怖いからな……


ベッドの横でウロウロしてたら……


布団をあげて


LT 「まだ 目覚まし鳴らないから おいで」


怒られなかった。


オッパの腕の中に戻って、オッパの匂いで安心する。


LT 「油の匂いがする」


A 「玉子焼き……失敗しちゃった」


LT 「うん。大丈夫だよ」


A 「今日はね、おにぎり」


LT 「中は？」


A 「シーチキンマヨネーズ」


LT 「食べたことないな」


A 「どうかな？韓国では、おにぎり売ってる？」


LT 「コンビニにあるよ。中はね辛いものばっかり」


A 「今度やってみる」


LT 「研究する為に 色々食べに行ったり、買ってきたりもしようね」


A 「うん。ありがとう」









そして、いよいよ事務所へ……



ドキドキするけど、オッパの前ほどじゃない……



社長も来て、お話を聞いて、自己紹介の時間……


緊張。

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