束縛されすぎて LT 1

焼きもち ページ28

LTside


起きたらAが腕の中にいて……


幸せを感じる。


ギュって抱きしめると


A 「オッパおはよう」


LT 「うんおはよう。せっかくの休みだから、起きようか？」


A 「せっかくの休みだから、ゆっくりして」


LT 「ククク、やっぱり起きよう。このままだったら、起きれなくなる」


A 「うん。御飯食べようか？」


LT 「何食べる？」


A 「昨日のあまりで 作ったよ」


LT 「昨日の？チキン？」


A 「うん。見て、綺麗に出来たの」


LT 「わぁ 本当に綺麗。」


お味噌汁って出してくれた汁、日本で食べた事あるけど、ちょっと苦手。


恐る恐る飲んでみる。と……


LT 「美味しい」


A 「本当？ちょっと辛くしたの」


LT 「ありがとう」


三色で綺麗な御飯も美味しくて、余ったチキンを無駄にしないでくれたAが凄いって思った。


A 「夜はカレーにしたよ」


LT 「朝から作ってくれたの？」


A 「朝御飯作るついでに、煮たの。」


LT 「あまり無理しないで。でも 凄く美味しいし、量もちょうどいい」


A 「フフ オッパはあまり食べれないって言うから、女の子の量だよ」


LT 「そうなの？」


A 「カロリー計算では、1300〜1500カロリー位。絶対太らないよ」


LT 「流石 看護師さんだね。でも ジョンウンには言わないで」


A 「え？」


LT 「盗られそうだから」


A 「無理だよ」


LT 「え？」


A 「オッパ以外に興味がないから」


LT 「びっくりした」


その後は僕が淹れたコーヒーを飲みながら、またバラエティのDVDを見て、一緒に笑って。


分からない時は 止めて解説。


オッパ、かっこいいとか、可愛いとか……


LT 「飽きない？」


A 「うん。楽しい」


たまたま見ていたDVDに何故かウギョルも入っていて、見た瞬間止めたA。


泣きそうな顔してて……


顔を覗き込む。


A 「ウギョルは……前に見たの……ポッポって……オッパが……」


LT 「うん」


A 「嫌なの」


LT 「ごめん。」


A 「えへ、ごめんごめん。じゃ 違うのにしよう」


立って行きそうなAの手を掴み、腕の中に閉じ込める。


かなり前のことだけど、焼きもち焼いた姿も可愛くて、泣きそうなAも可愛くて……


LT 「嘘は無し。ウギョルは仕事だったから……あの子とは何もない」


A 「うん。ありがとう、昔のことなのにね」

写真→←勉強

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す