内助の功 ページ42
韓国に戻り 時差ボケと戦いながら 番組の収録。
Aに先に帰って休むように言うと
A 「オッパ、Aは付き人なんだよ。終わったら一緒に帰ろうね」
疲れてるのは明らかなのに、Aの笑顔の前では 何も言えなくなった。
僕に出来る事は1つ。
早く終わらそう。
とは言っても、1人で番組を作ってるわけじゃないから、それなりに時間もかかって やっと終わった。その時
A 「オッパ、お疲れ様です。共演者の方に 飲み物用意したんだけど、オッパから渡して貰える?」
LT 「ありがとう。僕が渡すから 一緒に来てくれる?」
うなづくAと共に コーヒーを配る。
今日の帰国待ちで この収録をした事を気にして 用意したんだろう。
共演者とスタッフに次々に配ると、内助の功だねって皆に言われた。
まさに その通りでAはコーヒーを渡した僕の後ろで いつもの笑顔で立っていた。
考えてそうしたのか?マビのコーヒーだったから 最近ソロデビューしたいぇそんの話もたくさんでて 宣伝にもなった。
共演者の一部の方は、写メ撮ってインスタであげてくれた。
ペンからは 弟思いの長男として 絶賛された。
やっと家についたのは 明け方の1時。
LT 「疲れたね〜。お風呂入ろうか?」
話しかけて 返事が無かったから 横を見たら、ソファに座った瞬間に寝たのか、寝息を立てているAが……
僕は もう何年もこんな生活だから 慣れてるけど、韓国以外初めての海外だったA。
本当に疲れたんだろう。
そっと抱き上げ ベッドに運んだ。
自分だけは シャワーしょうかなって思ってたのに いつの間にか寝てた。
パッと目覚めると カーテン越しからも明るいのが分かる。
横には 昨日寝たままのAが そのまま寝てた。
枕元の携帯を見たら そろそろ10時になるところだった。
Aを起こさないように そーっとベッドをでて 起きたら食べれる様に 御飯の用意に取り掛かろうとしたんだけど、何日か留守にするからって 空の冷蔵庫にしてたのを 開けてから思い出して 買い物に行こうか悩んでたら
A 「オッパ……おはよう」
目を擦りながら起きて来た。
あまりにも可愛くて ニヤける僕。
ん?って 首をかしげるA。
朝から……
負けました……
出たばっかりのベッドに連れて行き
LT 「Aが悪いんだよ……可愛く誘うから」
Aのせいにして、極上の朝御飯を頂きました。
しょうがないんだよ。可愛いすぎたから。
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作者名:トゥギ | 作成日時:2017年1月23日 2時