夜中に ページ37
いつのまにか 入隊ラッシュ……
ヒョクもどんへもしぅおんも……
チャミナもか……
毎回 寂しい思いをするし、心配でたまらない。
スケジュールの関係でどんへの見送りにどうしても行けなくて、メンバーに託す。
そう。ヒョクの見送りの後は海外に行かなきゃいけないから……
夜中 Aが眠ってから 1人1人に手紙を書いて……
ちょっとだけ泣きながら……
ちょっとだよ……
ちゃんとしたレターセットじゃないから どうしようって思ってたら
A 「オッパ？可愛く折ってあげようか？」
LT 「A、起こしちゃった？」
A 「目が覚めたらオッパがいなくて……1人の時間 邪魔してごめんなさい」
LT 「いや、いいんだよ。ちょっとだけ 切なくなっちゃって……大丈夫、僕の弟達は 僕よりも強いから」
A 「そっか。でも こんなに優しいお兄さんがいたら 強くなると思うな」
LT 「どうして？」
A 「だって 負けたくないでしょ？でも まだ敵わないから……って思ったら自分が強くならないとって思うんじゃない？」
LT 「そうなのかな？僕はいつも後悔するんだ……あの時 こう言ってあげた方が良かったとか、あんな態度取らなきゃ良かったとかね」
A 「オッパ、後悔しない人なんていないよ。でも、メンバーの皆さんは オッパの事 大好きだと思うな」
LT 「それはオッパもそう思う。オッパもメンバーが大好きだから」
A 「うん。羨ましいな」
LT 「ところで、旅行の準備出来た？」
A 「うん。でも 良いのかな？もう 手も治ったし……」
LT 「良いんだよ。オッパが一緒に行きたいの。行く日が一緒なだけで Aも向こうで仕事あるんでしょ？」
A 「うん……そうなんだけど……」
LT 「ちなみに ホテルは一緒だからね」
A 「うん。仕事だもんね……ペンちゃん大丈夫かな？」
LT 「まぁ 勘繰られたりするかもしれないけど、お互い仕事で行くんだから。Aはジャケット撮影をちゃんと頑張るんだよ」
A 「はい。頑張ります」
Aside
オッパはりょうくさんのスイス旅行。
私は スイスで2曲めのシングルのジャケット撮影。
もちろん 仕事だけど オッパが無理やり スイスにしたって聞いた。
だよね……
新人がスイスなんて……
でも 決まってしまった事には……
少しの不安をかかえながらも 楽しみの方が大きかった。
北海道以来の旅行。
オッパと少しでもデート出来ます様に。
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作者名：トゥギ | 作成日時：2017年1月23日 2時
