新しい旅立ち ページ29
A 「仕事を辞める……」
社長 「いとぅくは全てをかけて 君を付き人にっていってるんだよ。君は 全てを捨てれるかい？」
A 「はい。それが オッパの為なら……でも 今は私の為なら……仕事を辞める事は出来ません。私はオッパが大好きです。怪我や悪口や……想定内です。オッパが私を付き人にって思ってくれただけで充分です」
LT 「A……心配なんだ。怪我が治るまで……いや……治ってからも側にいて欲しい」
A 「オッパ……」
社長 「Aさん、とりあえず 怪我が治るまで 付き人してみるかい？」
LT 「社長？」
社長 「私は君の美容室の顧客なんだ。ま オーナーとは 古い付き合いでね。私の質問に……簡単に仕事を辞めるって言ったら 付き人にはしないつもりだった。オーナーは 君を娘の様に思ってるからね。でも 聞いてた通り 優しくて芯がある子だったね。実は このウギョルは私が仕組んだんだよ。私もいとぅくは息子の様に思ってるからね」
LT 「全部 芝居？」
社長 「うちの幹部は演技が上手いだろ。まだ現役でいけるな。Aさん、騙してすまなかった。」
A 「オッパの側にいていいのでしょうか？」
社長 「今から いとぅくの事だけ 考えて。オーナーとは 話をしてる。今日から君は SMの社員だよ」
堪えてた涙が流れ出すA。
そっと抱きしめると、周りの幹部から 冷やかされる。
社長 「今日は帰ってゆっくりしなさい。明日から仕事だけど、足は大丈夫かい？」
A 「はい。お世話になります」
その後 事務所に寄って 手続きとパスを貰って家に帰る。
A 「オッパ、お店に寄ってもいい？」
LT 「いいよ」
一緒に降りて オーナーとスタッフに挨拶して……
電話では 話したけど、初めて会ったオーナーは 凄く優しそうな人で、社長が言ってた様にAの事を娘の様に思ってるんだろうって思った。
家に帰って 痛めた足の湿布を変えてあげる。
LT 「もう一度 約束しょうか？」
A 「ん？」
LT 「嘘も内緒もなし。」
A 「はい。」
ウギョル側には 階段から落ちて怪我した事に……
撮影の都合上 付き人の事も映す事になった。
またペンが騒ぐだろう。
でも 次は 僕が守るから。
安心して 僕の横にいて。
さ、主夫ジョンスはご飯の支度しなきゃ。
キッチンに行くと Aも来て 足と手に負担がかからない程度に 手伝ってくれた。
2人で作った料理は とても美味しかった。
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作者名：トゥギ | 作成日時：2017年1月23日 2時
