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温泉 ページ24

次の日

観光しながら、グラス作りや オルゴール作りをしながら 楽しいひと時を過ごして……

Aが選んだオルゴールはグランドピアノ型のオルゴールで、曲はひとみを閉じて……

あの時いたの?

それとも 動画をみたの?

聞きたい事が後から後から浮かんで来て……

僕のペンって教えて貰ったけど、いつから?






手を繋いでゆっくり歩く街並み。

たくさんのガラス細工の前で満面の笑みを浮かべる彼女に 何か買ってあげたくて……

LT 「欲しいのある?」

A 「ううん。綺麗だなって思って。さっき一緒に作ったグラスも オルゴールもあるから、十分だよ」

LT 「そう?何か買ってあげたいなって思って」

A 「じゃ 欲しいのあったら言うね」

色々見て歩いて一休みに可愛いカフェに寄った。

カフェの奥は木彫りのお店。

飲み物を頼んで 奥を見せてもらう。

職人さんが今作ってるのを見てたら 表札を作っていた。

Aがトイレに立った時 お店の方に表札を作ってもらう様に頼んでみた。←勿論通訳の人に頼んで。

すぐにOKを貰って 僕とAの名前を紙に書いた。

住所を教えて 出来たら送ってくれる事に。

サプライズプレゼントだねー。




夕方車で登別って所に移動。

着いた時は夜御飯の時間。

部屋に御膳が運ばれて僕たちは浴衣に着替える。

着方が分からなくて見よう見まねで着たら Aがなおしてくれて

A 「オッパは細いから 浴衣が大きいね」

LT 「そうなの?Aはとっても可愛いよ」

A 「ふふ。浴衣久しぶり」

仲居さんが 「御飯の用意出来ましたよ。ゆっくり召し上がって下さいね。お飲み物は何かご用意いたしますか?」

僕には 何を言ってるか分からなかったけど

A 「オッパ、飲み物何か頼む?」

LT 「オッパはコーラ。Aはビール飲んでいいよ」

仲居さんに飲み物を頼んで ニコニコしてるAに

LT 「A、チップ渡すんでしょ?」

A 「そうだね。飲み物持って来てくれた時に渡そうか」

Aが持ってた小さな袋に入れて 仲居さんに渡すと 御礼をしてるらしい。

A 「オッパ、仲居さんがね こんなに若い人に頂くなんてって言って 凄く喜んでくれたよ」

LT 「そっか、まぁ おばあちゃんからしたら若いか。さ、食べようか」

A 「はぁい。わぁ 美味しそう」

パクパク食べるAを見てるだけで嬉しくなる。

カメラがいなくなったら ゆっくり温泉に浸かろう。

部屋のね…

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作者名:トゥギ | 作成日時:2017年1月23日 2時

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