苦しい？ ページ14
帰りに 美味しいと評判のソフトクリーム屋さんに寄って 僕はバニラAはイチゴを選んで ペロっと舐める。
「「美味しい」」
LT 「オッパのも食べてみる？」
A 「うん。いいの？」
僕のアイスをペロって舐めて、目を丸くして 美味しいって言う。
イチゴのを差し出され 僕も舐める。
イチゴのも 美味しくて 2人で たまに交換しながら 食べた。
A 「オッパ、バニラ 凄く美味しかったね〜」
LT 「だから 変えてあげるって言ったのに」
A 「だって……」
LT 「ん？言ってごらん」
A 「オッパに……美味しい方食べて欲しい」
頭をポンポンしてあげると、真っ赤になってにこっとして僕を見つめる。
ヤバイなって思いながら ハグする。
全身固まってるAに
LT 「嬉しかったから……イャ？」
首を振って 僕を見上げ 恥ずかしいのか 僕の胸に顔を埋めた。
そんなAにドキドキする僕。
LT 「帰りは何処か行きたい所ある？」
A 「ううん、でも、また手繋いで欲しいな」
LT 「ほら」
手をだすと 恋人繋ぎして来て……
久しぶりの恋愛を楽しむように 楽しむ自分がいて、もちろん嫌いじゃない。
まぁ この歳で 手を繋いだ位でドキドキするなんて 変かもしれないけど、そんな僕も気に入ってる。
A 「オッパ、家に帰ったらマッサージするね」
LT 「マッサージ？いいね。じゃ オッパもしてあげるよ」
A 「Aは若いから大丈夫」
LT 「人をハラボジ扱いしてー、後でお仕置きね」
A 「イャだよー」
LT 「ダァメ、お仕置き決定。」
A 「えー、お仕置きって何？」
LT 「ポッポ」
A 「行ってらっしゃいの？」
LT 「ううん。ここ」
A 「……唇？」
LT 「え……」
車を路肩に止めて 下を向いてるAの顔を上げる。
LT 「ごめん……そんなにイャだった？」
泣いてるAの涙を拭きながら そっと抱きしめる。
A 「ごめんなさい……でも、ポッポはお仕置きじゃなく……したいの。ワガママだよね」
LT 「ごめんね。ほら もうイジワルしないから ギュして」
A 「オッパ……一回外出ていい？」
LT 「ん？苦しい？ちょっと待って」
外に出て細かく息してる。
過呼吸？
車から ビニールの袋を出してAに被せ 二酸化炭素を吸わせるとだんだん ゆっくり息して……
A 「オッパ……大丈夫だよ。ごめんね」
LT 「A？苦しくない？大丈夫？」
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作者名：トゥギ | 作成日時：2017年1月23日 2時
