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鬱「ん？ なんや、やっぱ気づいてない奴おったんかｗｗ」
コネ「おい、大先の言うてた通りやんけｗｗ
これあれやな、何がとは言わへんけど、境界線見えたな、これ」
シャオ「うっさいねん、素人童〇いがでかい顔すんなや！」
コネ「なんやと！？ お前またケツシバき回されたいみたいやなぁ！？」
あーあ、また始まった・・・
なんか、もう慣れてきた
しばらくして騒ぎは収まった。
が、何人か妙にソワソワしだした気がするのは気のせいかな？
グル「で、お前ら話は終わったか？
その2人の役職だがな、実はもう決めてある」
静かにグルッペンさんが話し始めた。
こうなってしまったからにはもう腹をくくるけどさ？
やっぱ役職は大事じゃない！？
グル「まず、ショッピ。
お前は前任に代わり、第二射撃部隊隊長に任命する。
そして、A。
お前には近接第一部隊副隊長としてゾムの下に就いてもらう」
・・・ゾム！？
私が抗議しようと口を開いた時、バッとグルッペンさんの前に飛び出した人影がいた。
鬱「グルちゃん！ なんでゾムの隊なんや！？」
いつもの鬱先生からは想像できないくらい、まじめな顔。
幹部たちの間にもピリッとした緊張が流れる。
え、鬱先生どうしたの・・・？
グルッペンさんも、鬱先生の気迫にスッと目を細める。
グル「ほう、不満があるのか？」
鬱「Aちゃんはいっぺんゾムに怪我させられとるし、副隊長なら、げどちゃんの第三部隊にもおらんやん！
なんで第一やねん！？」
グル「それはだな」
ゾム「俺が希望したからだぜ？」
グルッペンさんの言葉を遮るように、割り込んでくるものが1人。
【鬱視点】
「ゾム・・・お前、どういうつもりやねん」
ゾム「なにがや？ やましい気持ちなんて、なぁーんにもあらへんよ？ｗ」
ジッとゾムを睨みつける。
相変わらず、目はフードに隠れて見えなかったが、それでも楽しんでるのが伝わってきた。
グルちゃんもグルちゃんや。
昨日の見とったやろ？？
僕とAは付き合いこそ短いけど、それでも大切な友達やねん
今の、こいつには任せたくない。いや、任せられん。
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作者名：スノウ | 作成日時：2020年4月2日 3時
