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ロボ「あ！どこ飛ばしてんねーん！！ｗｗｗｗ」
どこかから、ロボロの声が聞こえ、
バシッ！
鬱「うぐっ！？」
と、鬱の顔に靴下を丸めたものであろうボールが飛んできた。
靴下が当たっただけとは思えないくらい結構いい音したけど大丈夫かな！？
あの靴下、石でも詰まってるんじゃないの・・・？
「え、だ 大丈夫・・・？」
倒れてしまった鬱を確認すると、どうやら寝てしまっただけのようだった。
よく分からないけど、靴下に救われた・・・！
ありがとう靴下！！
結局何も解決しなかったなぁ・・・
いまだ回された腕を見て、ため息をつく。
もう、疲れた・・・
靴下が飛んでこないように、机から少し離れた場所に座り、ゴロンと寝ころんだ。
身長の低い私は、ゾムにすっぽりと包み込まれていて、布団が無くても暖かくていい感じだった。
ふわぁ、と欠伸が零れる。
段々と瞼も重くなり、私は結局ゾムを装備したまま眠りに落ちた。
【ゾム視点】
深夜遅く。
誰かが電気を消したらしい、暗い大部屋で目が覚めた。
自分の抱き着き癖は知っている為、今回は誰が犠牲になったのかと思い、腕の中を確認する。
A「すぅーー・・・」
そこには、静かに寝息を立てている彼女の姿が。
(今回はAやったんか・・・)
野郎よりはましだった、と思う。
(この前は思わず叫んでもうたもんな)
確実な黒歴史にゾっとすると、自室に戻ろうかと体を起こそうとした。が、
(暖かいし、まあええか・・・)
もう一度ギュッと抱きなおし、再び眠りに落ちた。
・・・翌日、素面に戻った幹部全員に粛清された。
何がいけんかったんや・・・
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作者名：スノウ | 作成日時：2020年4月2日 3時
