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オス「いつものことやからねｗ」
楽しそうに幹部を見ながらビールを飲むマンちゃん。
ひとらん「こいつら本当学習しないよね」
私に向かってきたシッマに回し蹴りをしながら、ひとらんもため息をついた。
「いつもこうなの？？」
私が聞くと、ひとらんが大きく頷く。
ひとらん「見て分かると思うけど、鬱、トンは泣き上戸。で、コネシマはキス魔で・・・」
ほぇ〜 とひとらんの話を聞いていると、不意に無言のゾムがゆらりと近づいてきた。
それに、マンちゃんもひとらんも気づく。
オス「あ、Aちゃん気ぃつけ？ そいつ」
マンちゃんの言葉の途中で、
ぎゅ・・・
「・・・ん？」
いきなりゾムに抱きしめられてしまった。
で、冒頭に戻る。
ちょっと戻るまで長くない？？
こっちは今非常事態なんだわ
マン「あー・・・ 今日はAちゃんか」
マンちゃんが笑いながらそんなことを言う。
お前、他人事だと思って・・・！
ひとらん「残念だけど、そいつ、一回抱き着くと絶対離れないから・・・」
え、何それ、どこの呪いの装備？
マン「そうやねｗ 前の飲み会もあいつが大変やったねｗｗ」
ひとらん「朝になったら、ちゃんと素面に戻るから」
待って待って
助けてくれないの！？
マン「あ、移動しても付いてくるから大丈夫だよ」
本当？
なら、教会に行って呪いを解いてもらったら外れるかな？？
ひとらん「そろそろお開きでしょ？
眠くなったから、帰るね」
「え？？」
マン「俺も帰るめう〜
じゃ、頑張ってねｗ」
ひらひらと手を振ると、本当に2人は帰ってしまった。
ほ、本当に私を地獄に置いてけぼりに・・・！
唯一の安全地帯が無くなってしまった
これはまずい
私も自室に帰りたいのだが、その前に引っ付いている奴をどうにかしないと！
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作者名：スノウ | 作成日時：2020年4月2日 3時
