【wrwrd】人生最大の試練ですわII (ページ2)

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トン「ありがとな

んじゃあ次、行ってみようか？」

トントンさんにポンッと背中を押され、前にでる。

え、待って、幹部なんて何も聞いてな

グル「A？」

「まだまだ未熟ですが、どうぞよろしくお願いします」

今のは卑怯じゃないかな！？

だって、今あの人私の名前呼びながら腰の銃に手伸ばしてたよ！？

脅迫の罪で訴えてやる・・・！

トン「そういうことやから、みんな仲良うしてやってな

よし、じゃあ幹部も自己紹介せぇ

そうやなぁ、端の大先生からいこうか」

そこから、放心状態の私をそっちのけで幹部の自己紹介が始まった。

2人程知らない人がいたので、そこだけ抜粋すると・・・

オス「どうも～外交官のオスマンです～

気軽にマンちゃんって呼んでめう～」

深緑の軍服に柔らかそうな茶色の巻き毛。

頭に赤いトルコ帽子を乗せた人が、笑顔なのにどこか笑っていないような顔で自己紹介する。

ちょっと怖いんだけど、この人・・・

あれかな、外交官ともなるとこれくらい感情が読めない方がいいのかな？

ロボ「あ、次俺やな

機械技術部のロボロです～

普段は制御室で、システムとか監視カメラの管理してます」

鮮やかなオレンジの着物に、ぱっつんな黒髪、そして何より目立つ、顔に“天”の文字が書かれた布を下げている人が話す。

ふむふむ、この人がロボロさんか。

なんというか、その、私も女子の中で身長低い方ではあるけど、

鬱「そうなんよ、こいつせっまい部屋に閉じこもり過ぎて、こないなことに・・・！」

コネ「ほんま、可哀想な話や！うんうん」

トン「おい待て！こうなってしもうたんは、この仕事に就かせた俺らの責任やぞ！？」

チーノ「すみませんロボロさん、僕の医術の知識ではどうしようも・・・！」

ロボ「ほぉぉぉおぉぉぉん？？？

お前ら言いたいことはそれだけか？？💢」

幹部に煽られまくって、拳をプルプル震わせるこの人は、確かに小さかった。

いや、低かったの方が正しいか。

流石に私よりは高いけど、目線そんなに変わらないもんね。

ロボ「でも、それも今日で終わりや！

とうとう俺よりチビが幹部に入ってきたからなぁ！！ｗｗ」

鬱「は？女と張り合うなよカス」

鬱先生が放った言葉で、

「「「「・・・は？？」」」」

トントンさん、エミさん、シャオロンさん、ロボロさんが固まってしまった。