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それはあまりにも唐突だった。
ガラリと開いた教室のドアから見知らぬ女性が現れた。
大きく見開かれた目にふわりとなびく髪。身長は俺らとあんまり変わらなくて…
走ってきたのか、息も上がっていて顔も少し火照っている。
そんな姿でも余計色っぽく見えてしまって、、、
山岸なんて顔真っ赤にして、なんか震えてるし。
と、とりあえず落ち着け、、、って俺もか。
「うっわ、すげー美人…………。｣
やべっ、俺としたことが！いま少し声に出てたか…？初対面の人にさすがに失礼すぎだろ…。
焦って周りを見渡すも、誰も俺の一言に気づいてないようだった。
むしろ俺と同じで、すげー美人だなぁ、って思ってるんだろーな。知らねぇけど。
俺今すげー顔赤いなって思う。
「あ、あの………ッ！一虎くん、羽宮一虎…ここに来てない？」
呼吸がまだちゃんと整ってないから、たどたどしく質問する彼女。
あ、そーいえばこの人三年生か。ちらりと目に入った上履きの色が緑だった。と、いうことは“先輩”か。
「今タケ…俺らのダチと芭流覇羅行くって言ってましたケド…｣
「…ッ！そ、そっか、ふふわざわざありがと」
“先輩”は一瞬悲しそうな顔をして笑った。
それを見た俺もどうしようもなく心が痛くなった。
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「アッくん…もしかしても好きになったの？」
「うるせぇよ」
「いやあれはずりぃよな。あれはあの“先輩”が美人すぎるのが悪いわ」
「でも相手が悪かったな、アッくん」
「だから好きになってねぇって」
「きっと羽宮一虎の彼女なんだろうなぁ…この世はイケメンに搾取される世界なんだからよ…でもアッくん諦めんなよ…お前はイケメン枠に入ってるから！！」
「だから好きになってねぇって」
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Ririn(プロフ) - 黒い虎さん» ご感想ありがとうございます♡モチベすごく上がります…！！このまま行けば�〆遒蹐Δ�な…？ (2021年12月18日 5時) (
レス) id: 16456beb1e (このIDを非表示/違反報告)
黒い虎(プロフ) - 因みに�，�読みたいです！ (2021年12月17日 18時) (レス) @page20 id: 1c04a135ec (このIDを非表示/違反報告)
黒い虎(プロフ) - ここで終わらないでぇ。続きが気になって仕方ないので、頑張ってください！ (2021年12月17日 18時) (レス) @page39 id: 1c04a135ec (このIDを非表示/違反報告)
Ririn - はるかぜさん» 了解しました！参考にさせていただきます！コメントありがとうございました！ (2021年11月14日 18時) (レス) id: 81a56e3ad8 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - ��が読みたいです。コメント失礼しました。 (2021年11月14日 14時) (レス) id: 056f03db25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ririn | 作成日時：2021年11月7日 20時
