時代を超えて----EXILE TRIBE----【弐】

五十一. ページ9

隆二side






岩ちゃんが目を覚ましてしばらくすると、白衣に血をつけた萩花ちゃんが臣の部屋に入ってきた。








｢はぁ、、、んで？こっちは何。｣







溜息をつきながら白衣を脱ぎ、寝ている岩ちゃんを見下ろす。







｢、、、岩さんね。、、、はいはい。また無理して動いたの。｣







｢、、、｣







岩ちゃんは、唇をぎゅっと噛み、何も言わない。






｢はぁ、、、、で、綾は？｣







｢わからない。ただ、ストレスが強くかかったのは確かだ。｣









俺は呟くように言った。








｢そう、、、心配ね、
しばらくはここの医務室にいるから、起きたらまた呼んで。｣







｢わかった。｣







｢岩さん、あなたは体が弱いし、それをわかってるんだから、｣








｢萩花。｣









臣は、なにかを目で訴えた。









｢、、、いい？ちょっとでも長生きしたいんなら布団で大人しくしてて。｣







言い終わる前に、岩ちゃんは布団に潜ってしまった。





｢これ、いつもの薬。｣







｢おう。ありがと。涼太！｣







｢はい。｣







天井がパカッと開く。






｢先生の荷物を運んで。。｣







｢はい。、、、持ちますよ、先生。｣







｢うん。ありがとう。、、、臣さん、分かってますよね。｣








｢、、、、、、あぁ。｣








意味ありげな萩花先生に、臣は目を伏せる。








そのまま萩花先生は出ていった。




✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -


ごめんなさい。作者馬鹿なので、切られてるはずの啓司さん出してました(((((

訂正しました。すみません

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