10発目.彼にとってはデートらしい。 ページ10
｢元就さん、お待たせしました。遅れてすみません｣
元就｢時間は丁度故、問題は無い。して、その服は｣
｢似合っていませんでしたか？｣
スカートの裾をつまみ、一回りしてみる。
(姉さんが｢気合いを入れていけ！ふふっ、それにしてもあの毛利がな…｣とか呟いてたから珍しくスカート履いてきたんだけど)
やはり似合っていなかったか、と思い俯く。
ちなみに今の服装はというと、
白いオフショルTシャツ(へそ出し)に、藍色のプリーツスカート。少し肌寒いので(まだ4月)黒いタイツに白のレースアップブーツ。
アクセサリは左手首に黒いブレスレット。
首にはピンク色のニットストール。
バッグは白色のサッチェルバッグ。
頭には小さめなヨーロッパ風の水色の帽子。
髪は結んでいなく、左側に流している。
(急いでてコンタクトは入れれなかったから眼鏡になってしまった。可笑しくなければいいのだが…)
元就｢似合っているぞ。…か、可愛いと
思うが｣
(似合っているなら良かった…)
｢ありがとうございます。…行く場所は本屋でしたっけ？｣
元就｢6月のテストに向けて参考書を買いたい、狐蝶は学年トップ…入試時、全教科満点であろう。どのように勉学に励んでいるか、せめて参考にしたくて呼んだのだ｣
｢私で良ければ勉強は教えるんですが…。それよりも勉強するの早いですね？｣
元就｢勉学をしないと授業で困るだろう。…本屋へ行こうぞ｣
｢はい｣
(私も何か買おうか。韓国語の本…と。高校3年の復習ノート昨日終わったから、今度は大学のにも挑戦しようかな)
？｢あれ？狐蝶ちゃんじゃん？何、本買いに来たのー？｣
(この独特な低音ボイスは)
｢子安さん｣
佐助｢それは中の人ね！？俺様は佐助だってばー、もう。それよりも可愛い服着ちゃって、1人で来たの？｣
｢いえ、元就さんと一緒に来ました。佐助さ…先輩はバイトですか？｣
佐助｢そうそう、バイト。…毛利の旦那ねぇ…許さない｣
最後にボソリと何かが聞こえたが、気の所為だろう。
元就｢狐蝶！選び終わっ…猿か、何用ぞ｣
佐助｢別にぃー？ただのバイトですけどー｣
元就｢ﾌﾝｯ、こんな休みの日にもバイトとは、哀れよ。…会計するが良い｣
佐助｢そうですねーだ。はいはい、会計ね｣
元就さんの後ろに並ぶ。3分位して私の番が来た。
佐助｢参考書ばっかりだねー。韓国語の本も…。狐蝶ちゃん本当ハイスペック｣
｢そうですか、子安先輩｣
佐助｢俺様佐助！！｣
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黒蘭(プロフ) - 菊紋さん» うわあああ！！！今確認したらそうでした！！！朗ではなく郎でしたね！(> <)指摘ありがとうございます！！！ (2018年4月1日 23時) (
レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
菊紋 - 切島くんの名前の漢字が間違ってますよ〜。朗ではなく郎です。 (2018年3月28日 0時) (レス) id: b90d2a0275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蘭＆えーやむ x他1人 | 作成日時：2016年12月31日 0時
