31発目．出身地、のち警報 ページ31
切島｢そういえば、出身地はどこなんだ？｣
ふと、切島さんがそんな質問をしてきた。
…が、前の癖が直っていない私達は、“そのまま”答えた。
｢紀伊です｣
元就｢安芸ぞ｣
鶴姫｢伊予です☆｣
上鳴｢紀伊？安芸？伊予？なんじゃそりゃ？｣
切島｢難しいな｣
八百万｢それぞれ、紀伊は和歌山。安芸は広島。伊予は愛媛ですわ。ですが何故、態々古風な言い方を…？｣
｢そ、れは｣
(どうしましょう)
鶴姫さん、元就さんとアイコンタクトで会話をする。
鶴姫(不味いですよ！！どうしましょう！？)
元就(…慌てるでない。まだ策は…)
(あるんですか？)
元就(………)
(ちょっと！！)
？｢おや？巫と元就君と狐蝶じゃないか｣
(この声は…！どんな形でもいい。救世主！)
元就｢…竹中か｣
半兵衛｢ふふ、そうだよ？狐蝶、久しぶりだね…。この学校に通うとは知っていたが、ずっと姿を見つけられずにいたよ｣
肩をすくめ、苦笑いで語りかける。
そこに＿＿＿
ｳﾞｳﾞｩｰ!!!
『セキュリティ3が突破されました
生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください』
その放送により、食堂にいた生徒全員が我先にと立ち上がり、走っていく。
半兵衛｢おや…困ったね｣
｢落ち着いてください！！っぐ！？｣
元就｢狐蝶！！｣
鶴姫｢狐蝶さん！！！｣
(不味い、皆とはぐれてしまった。しかし誰が…？)
窓の外を見やる、するとそこには報道陣の群れがいた。
(今朝の！？でも…ゲートを破壊するだなんて…)
今、己がやる事は何か。
(私は守るためにここに来ている…なら、落ち着かせるのも仕事。皆パニック状態に陥って周りが見えていない)
(【浮かび上がれ。そして非常口の上に進め】)
それは、私と同じ行動をしようとしたある人物と一緒なわけで。
｢飯田さん！｣
飯田(エンジンブースト！！)
飯田さんに遅れて、私も同じく非常口の上へと乗る。
そして落ち着かせるために、全員に効く癒し香を行き渡るようにし、注目を集めるために発砲をする(発砲といっても音だけだが)。
飯田｢皆さん…！大丈ー夫！！ただのマスコミです！｣
｢何もパニックに陥ることはありません。落ち着きましょう！｣
飯田｢ここは雄英！最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！
ーーー
飯田｢狐蝶さん！先程は助かった！ありがとう！｣
｢いえ、私も同じことをやろうとしていまして。1人だと上手くいくか不安に思っていましたから。こちらこそありがとうございます｣
何故か胸騒ぎがする狐蝶だった。
32発目．彼女は記憶を掘り起こす→←30発目．ご注文はオムライスですか？ 全員｢アウト！！！｣
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黒蘭(プロフ) - 菊紋さん» うわあああ！！！今確認したらそうでした！！！朗ではなく郎でしたね！(> <)指摘ありがとうございます！！！ (2018年4月1日 23時) (
レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
菊紋 - 切島くんの名前の漢字が間違ってますよ〜。朗ではなく郎です。 (2018年3月28日 0時) (レス) id: b90d2a0275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蘭＆えーやむ x他1人 | 作成日時：2016年12月31日 0時
