22発目.勝負は5秒で ページ22
｢私がヒーロー…と言うことは拘束か、核兵器の回収…｣
今朝の事と耳元で言われた事を、軽くストレッチをしながら、頭の中でリピートする。
｢…そろそろ行きますか｣
武器は全て預けた。
己の智力と、体術でどう終わらせるか。
脳内で“単純”な作戦を、頭に思い浮かべながら進んだ。
↓ここからモニター側↓
政宗｢お、動いたな｣
峰田｢爆豪の個性で服燃えねえかな｣
幸村｢は、破廉恥でござる！！｣
左近｢免疫ないッスもんねぇ…真田さん｣
切島｢爆豪１階に向かってすげぇ速さで動いてんぞ！！なんだあれ！｣
三成｢私より遅い、小童が…｣
勝家｢…火車｣
左近｢なんで妖怪に例えたし！？｣
孫市｢…2人が対立したぞ｣
元就｢1…2…3…｣
何故この男は数えているのかと、誰もが思った瞬間。
画面を見ていた者全員、息を呑んだ。
八百万｢何が…起きましたの？｣
緑谷｢全然見えなかった…！！｣
常闇｢影の暗殺者……｣
“あの”姉でさえも、狐蝶の動きは全て見ることが出来なかった。
孫市｢私が見えたのは…爆豪勝己の後ろに回り込んだだけだ｣
｢その顔は私が何をしたか分からないようですね。爆豪さん｣
爆豪｢離れろクソ女！！重ぇんだよ！！｣
｢拘束はしましたし、分かりました｣
素早く爆豪さんの上から退く。
爆豪｢お前、俺に何しやがった｣
｢…私は先生に言われました。｢最小限の被害かつ、迅速に終わらせて見せろ｣と｣
爆豪｢それが何になるってんだ！？｣
｢手始めに、爆豪さんを挑発させておきました。それは昼休みから始まっていましたよ。挑発に乗りやすい貴方みたいな性格の方なら、始まりと同時にきっとすぐ来るはずだと。
それに賭けたんです。
対峙した時に、回り込める空間を作りました｣
爆豪｢！あん時右壁に身体を預けてたのもその為か！！？｣
｢動物は誘導されやすいものでして、その性質を使いました。後ろに回り込んだ時に…
膝カックンで体勢を崩させて頂いたのち、拘束させて貰いました｣
爆豪｢…は？｣
｢これも最小限の被害かつ、迅速に終わらせる為なので、頭に来る点があるならなんなりと｣
(流石に怒るだろう。出会って5秒で負かされたのだから)
爆豪｢そーいう事かよ…おい｣
｢はい｣
爆豪｢俺はぜってぇてめェを超えてやる！！超えて、倒してやる！！その時まで、誰にも負けんじゃねぇぞ！！｣
｢つまりは認めたと？｣
爆豪｢そうだけどちげぇ！！｣
｢どっちですか｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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黒蘭(プロフ) - 菊紋さん» うわあああ！！！今確認したらそうでした！！！朗ではなく郎でしたね！(> <)指摘ありがとうございます！！！ (2018年4月1日 23時) (
レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
菊紋 - 切島くんの名前の漢字が間違ってますよ〜。朗ではなく郎です。 (2018年3月28日 0時) (レス) id: b90d2a0275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蘭＆えーやむ x他1人 | 作成日時：2016年12月31日 0時
