逆転 ページ16
〜No side〜
『あの女の子は、ここから出たら記憶を無くすって言ってたよ…？
それに、捕まっている仲間の人は、貴女を一生懸命助けてくれてんでしょ…？
それなら、貴方も頑張るべきでしょ…！っあ、えと…ごめんなさい偉そうな口聞いて…でも、貴方なら出来ると思うの！』
気弱だが信念を持っている少女はそう言う。
否、その少女は気弱でもなければ信念のクソもないポートマフィアだが。
「お話は終わり〜？やる気は戻ったのかしら？」
「なら、今度は僕の番だ！」
「そう、それが君の最適解だ」
少女と森の言葉に敦はやる気を取り戻す。
その様子を見てローブの少女は口角を上げた。
「＿＿＿でも、もう終わりよ！」
「しまった…！！」
しかし敦は突然現れた2体目のアンに捕らえられてしまった。
ドアはあっさりと閉まり終わりを告げる。
ルーシーは心底嬉しそうに言葉を並べた。
「はいおしまーい！！
それでー！おじ様と女の子はどうなさるのー？？
お二人の言葉のおかけで虎の彼に逃げられずに済んだわ〜！
だから、感謝の印に逃がしてあげてもいいわよぉー？
それとも、そこの女の子が捕まった時のおじ様の顔を見てみようかしらー？？」
そう言って背後に現れるアン。
それに少女と森は不気味に笑みをこぼす。
そして嘲笑うかのように話した。
「試してみるかね」
『無理だと思うけど』
「っ！！」
するとルーシーは動けなくなった。
疲れたわけでも、異能を操作できなくなった訳でもない。
2人はさっきの気弱そうな様子とは打って変わり、腰が抜けるほどの殺気を漂わせたからだ。
ポートマフィア首領と優秀な幹部補佐の殺気。
これほど恐ろしいものに耐えられる者なんてそうそう居なかった。
「無理だな。なぜなら君はもう負けている。
ドアを見てみるといい。」
森ははっきりとそう告げる。
すると閉まっていたはずの扉が開いた。
異能力"細雪"。
最初に囚われた谷崎は異能を発動させドアをスクリーンにしていたのだ。
そして吸い込まれたはずの敦はドアに掴まり耐え続けていた。
「僕は弱くて未熟だから、他に方法が思いつかない！」
敦はルーシーに繋がれたリボンを引っ張った。
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しゅーー - るぅちゃみさん» コメントありがとうございます！！アンケートが終わり次第更新できるよう頑張りますので楽しみにお待ちください！！🫶 (3月22日 15時) (
レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
るぅちゃみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください😊 (3月20日 22時) (レス) @page41 id: 70950edfd3 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーー - 花華�爛魯��瓩気�» えええほんとですか！？嬉しすぎます♡学校頑張ってて偉すぎますよ👏🏻その頑張りに応えられるように私も頑張りますね！！これからもよろしくお願いします！！ (3月15日 7時) (レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーー - 死病＠不安剤さん» コメントと応援ありがとうございます！！！これからも頑張ります💪 (3月15日 7時) (レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
花華�爛魯��� - この為に学校頑張ってます！！続き楽しみです！ (3月15日 0時) (レス) id: 0fbaa962de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅーー | 作成日時：2024年2月10日 18時
