異能 ページ14
〜You side〜
「皆さんようこそ！！アンの部屋へ！」
そう言って喋り始めるのは赤毛の女の子。
こうなったのはほんの少し前の話。
「エリスちゃーん！どこいったのぉ〜」
『見事にだめだめな中年って感じですね』
エリス嬢、首領、私で歩いていた時のこと。
エリス嬢が突然消えて、首領は必死に探していた。
どうせまたエリス嬢のイタズラだろうに、健気な首領ね。
「シーっ！そういうこと言わないのAちゃん。
それに、そろそろだと思うよ」
『……そうですね』
その直後、私たちはある者の異能力で閉じ込められた。
それがルーシー・モンゴメリ。
今回首領がだめだめな医者の変装をし、私も顔の隠れるフードが着いたローブを着ている。
そう、全ては作戦通り。
わざと彼女の異能に捕まって人虎の能力を見るためのね。
そんなこんなで捕まった私たちと探偵社、そして一般人。
ていうか私いる？首領一人でやってればいいのに。
「ナオミはどこだっ」
ルーシーが1人喋りをしている時、我慢の限界となった探偵社員が低い声で問う。
「あらごめんなさい、その説明が最初よね！
探偵社の皆さんはあちらよ」
ルーシーが指さす方向の黒いドアにみんな閉じ込められているらしい。
それも鍵がないと開かないんだとか。
助けるためにはアンと遊ばなければならない。
恐怖に支配された一般人は白いドアから次々に抜けていった。
「だめだよAちゃん？」
『うっ…』
その流れに沿って逃げようとしたら首領に捕まった。
残ったのは私と首領、そして探偵社の合計4人。
首領はニコニコ笑顔で私を離してくれない。酷い。
「あらあら、残ったのは4人だけ？」
「ここは危険です、逃げた方がいい」
「っ女の子を探しているんだ、天使のように可愛い子なのだよ。
どこかで見なかったかな…？」
そういい迫真の演技をかます首領。
人虎もこんな弱そうな人がポートマフィアの首領とは思わないよね。
『もしかしたらあのドアに、閉じ込められてるかもしれないのっ。
大事な妹だから…私たちも残ります…！』
首領がその演技で行くなら、私もそれに対応する。
これが首領の言う最適解だから。
「分かりました」
そうしてアンとの戦いが始まった。
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しゅーー - るぅちゃみさん» コメントありがとうございます！！アンケートが終わり次第更新できるよう頑張りますので楽しみにお待ちください！！🫶 (3月22日 15時) (
レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
るぅちゃみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください😊 (3月20日 22時) (レス) @page41 id: 70950edfd3 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーー - 花華�爛魯��瓩気�» えええほんとですか！？嬉しすぎます♡学校頑張ってて偉すぎますよ👏🏻その頑張りに応えられるように私も頑張りますね！！これからもよろしくお願いします！！ (3月15日 7時) (レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーー - 死病＠不安剤さん» コメントと応援ありがとうございます！！！これからも頑張ります💪 (3月15日 7時) (レス) id: ef31847629 (このIDを非表示/違反報告)
花華�爛魯��� - この為に学校頑張ってます！！続き楽しみです！ (3月15日 0時) (レス) id: 0fbaa962de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅーー | 作成日時：2024年2月10日 18時
