Smiley killer … Give me..

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『俺、殺し屋辞めるわ。』

散らかった部屋の掃除をしていたら、大ちゃんがポツリと呟いた。

「なんで？」

『昨日、会長が死んだ。だからもう俺が働く必要は無い。それと、






この仕事を続けてると、山田の誇りのもてる彼氏でいられない気がするから。』



「…そっか」




正直嬉しかった。
もう大ちゃんが人を殺しているところは見たくなかったし、

苦しんでる姿、悩んでる姿ももう見たくなかった。




『なぁ山田。俺と結婚してくれないか？』



「え？」




『俺、圭人のことで悩んでたんだ。自分は幸せになったらダメなんだって。

それは今も変わらない。だけど俺は




山田を幸せにしたい。』








俺の頬を涙が伝った。

その涙の意味はきっと喜び。






「大ちゃん。ありがとう。



俺も、大ちゃんのこと幸せにしたい。」






俺たちは抱きしめあった。

今までにないくらい強く。









『なぁ山田。









山田を殺してもいいのは俺だけだから。』









俺と大ちゃんは笑いあって、




唇を重ねた。
















大ちゃん。









絶対に2人で幸せになろうね。

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