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高木さん ページ34

目を覚ますと、そこには知らない天井。
俺確か伊野ちゃんの家に来てそれで…


高「起きた?」

記憶を巡っていると高木さんがいつの間にか横にいた。

「あ、ごめんなさい。ご迷惑かけて。」

高「ううん全然大丈夫。気分は?悪い?」

「いえ。だいぶ良くなりました。」


高「あ、慧はちょっと急な仕事で出かけたよ。」



「そうなんですか…。」


すごく気まずい。大ちゃんから高木さんのことを何回か聞いたことがある。ライバル同士でお互い

目が合うとすぐに殺し合いが始まるって。




高「ねぇ山田くんなんかあったの?」



「え?なんで…」



高「そりゃ山田くんわかりやすいもん。

もしかしてdaiになんかされた?」






「否定はできないけど、俺が悪かったんで…」


高「そっか。よければ俺に話してくれない?

話したら山田くんもスッキリするかもしれないし、俺もなんか出来ることがあるかもしれないから。」







「…はい。」









俺は全部全部話した。

箱の中身も



殺されかけたことも



高木さんはずっと俯いたまま俺の話を聞いてくれた。



一通り話し終えると高木さんは、




「それは、光のところに行った方がいいよ。」




と言った。




高木さんは光なら全部教えてくれる。







daiのことは全部知っている


そう言ってくれた。









「俺…光さんのところに行ってきます。」









高「うんそれがいいよ。もう真夜中だから送っていく。」




「だけど、申し訳ないです。」





高「今の時間帯は殺し屋がうろついてたり、
光の店の近くだったら変態ジジイがいるから。

山田くん可愛い顔してるし、狙われやすいだろ?」







「…じゃあお言葉に甘えて。」





高木さんって大ちゃんから聞いてた人柄と全然違う。
すっごい優しいいい人だな。









俺は高木さんの高級な車に乗って光さんのお店をめざした。

35→←恋人



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slowry - (^o^)<うわぁーっ!まじでごめんなさい!あげます!いつか…本当にすみません。受験勉強とか忙しくて… (2020年6月21日 19時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - ホワイトデー企画の続きを楽しみにしているのですが、続編はもうすでにどこかに投稿されているのでしょうか? (2020年4月29日 9時) (レス) id: 29e09e3551 (このIDを非表示/違反報告)
slowry - 花奏さん» ありがとうございます!!!また新作が出たらお願いします(*´∀`*) (2020年2月6日 5時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - 完結おめでとうです!始めの頃から拝見していて、更新されたという通知が来るたびに舞い上がり、家族にもうるさいと注意されるほどでしたっ!(これガチ)次回作などが出る予定でしたら、そちらも応援させていただきます!本当におめでとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:slowry | 作成日時:2020年1月22日 21時

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