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今日あった他愛もない話をしながらグラスを傾ける。
Aさんセレクトのチーズはいつも美味しい。
赤ワインをちびちび嗜みながら
ピエールとやらのチョコレートを嬉しそうに
口に運ぶAさんを見ては
なんだかチョコレートにまで嫉妬しそう。
『これ有名なの？』
「有名だよ、GODIVAくらいには」
『へー、全然知らない笑』
「でも高いし普段用には買えないよね〜」
そう言ってまた一粒手に取ったAさんの手を掴んで
そのまま口に入れた。
ちょっとだけ、指先も一緒に。
「あ」
『ふふ、美味しいね〜お高いだけある』
「指まで食べないでくれる？笑」
『どっちかって言うと、こっちのが美味しいかも』
そのまま指先に口付けて
甘いチョコレートを含んだままAさんの口を塞いだ。
「、ん」
『甘いねえ、Aさん』
「こーら、かっこつけないで」
『何で、たまにはかっこつけたいじゃん』
ペロリ、とAさんの唇をひと舐めして
持っていたワイングラスを取り上げてローテーブルに置いた。
ゆっくり優しくラグに寝かすと
お酒のせいかほんのり頬を紅く染めたAさんが目に映る。
何でアナタはこんなに魅力的なの？
「ここでするの？」
『うーん、ダメ？』
「ダメじゃないけど」
組み敷かれても尚、余裕なAさん。
ちょっと悔しいよね。
いつも俺ばっかり余裕ないみたいで。
床に左肘をついてAさんの首筋に指を這わせた。
『余裕ないの俺だけ？』
「、ふふ、ほく？好きよ」
『ほんと、ずるいねAさんは、』
いつも大人で、俺よりも何枚も上手。
そんな彼女が、俺の下で悩ましげに善がる。
性的な涙を浮かべて喉元が上がると
ほんの少し、勝ち誇った気持ちになるんだ。
『、此処がスキでしょ？』
「ん、、わかってるくせに」
『言って？、気持ちいい、って』
「んっ、言わない、」
『ねえ、A、』
「絶対、言わない、っ」
「、、ほく、とっ」
果てる瞬間、背中が弓形に反って
いつもこの時だけ北人って呼ぶ。
その一瞬、呼吸までも独り占めしたくて
苦しいと分かっていながら俺は彼女の唇を塞ぐ。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月14日 20時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - まいさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます〜(^^)引き続きお楽しみください(^^) (2020年10月12日 18時) (レス) id: 8bbad57193 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 翔平くんのお話最っ高でした！！！もうキュンキュンで、大好きです！！ (2020年10月12日 12時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - めぐみんさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて光栄です！引き続き頑張りますので、また感想お聞かせくださいね(^^) (2020年5月4日 0時) (レス) id: 8bbad57193 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして！タイトルを見て気になり、読ませて頂きました！どのお話も素敵で最高です！更新楽しみにしています！これからも応援してます！ (2020年5月4日 0時) (レス) id: 9c2901cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina. | 作成日時：2018年5月12日 0時
