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「ほんとに！わたしは母親か何かかな？」
翔『甘えてるんすよ、何でもやってあげちゃうから！』
慎『ポンコツっすね、どこがいいんですか笑』
朝あった出来事を2人に愚痴るわたしも、
なかなかに大人気ないと思う。
だけど、たまーに思う。
わたしは昂秀にとって何なんだろう、と。
「休みが被ることなんて滅多にないのにさー、わたしよりゲームに夢中」
慎『怒ったりするんすか？Aさんって』
「うーん、あんまり。たまにしか一緒にいる時間ないし、喧嘩は疲れるし。今日はイラっとした笑」
翔『でも我慢してるってこと？昂秀には言わないんすか？』
「けどね、それだけ気を抜けてるのかなーって思ったらいいかなあ、なんて」
慎『Aさんがポンコツにしてるんすね笑』
翔『慎くん？やめなさい』
3人分のタピオカの会計を済ませて
目黒川沿いを歩きながら咲き始めた桜を眺める。
昂秀と見にこれる時間あるかな、なんて
結局考えるのは彼のことだから、少し可笑しくなった。
『っしゃ！終わった！Aさん終わったよー』
「 」
『ん？あ、出かけるっつったっけ』
一通りゲームもし終わって、
出かけるかなってAさんに声をかけた、
つもりだったけど彼女の姿が見当たらない。
そうだ、出かけるって言って出てったななんて思った時に鳴ったスマホ。
翔『昂秀くん、キミは何をしているのかな？』
昂『翔平さん？何ですか？』
慎『お母さん預かってるよー』
昂『は？お母さん？笑』
翔『おい慎バカタレ。Aさんだよ！』
昂『え？一緒にいるんすか？』
翔『わたしは母親か何かかな？って嘆いてたぞー』
慎『朝から洗濯も片付けもご飯も作ってくれるなんて最高だね、昂秀にはもったいない』
翔『たまに一緒の休みなんだから、優先するのはゲームじゃないでしょーが！』
そう言って一方的に電話が切られて、
すぐ後に位置情報が送られてきた。
" 早く来い " と短文のメッセージ付きで。
瞬時に察して、来ていたスウェットを脱ぎ捨てた。
届いた位置情報を目安に走って向かうと
翔平さんとまこっちゃんと3人でタピオカ片手に
談笑しているAさんの姿が見えた。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月14日 20時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - まいさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます〜(^^)引き続きお楽しみください(^^) (2020年10月12日 18時) (レス) id: 8bbad57193 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 翔平くんのお話最っ高でした！！！もうキュンキュンで、大好きです！！ (2020年10月12日 12時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - めぐみんさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて光栄です！引き続き頑張りますので、また感想お聞かせくださいね(^^) (2020年5月4日 0時) (レス) id: 8bbad57193 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして！タイトルを見て気になり、読ませて頂きました！どのお話も素敵で最高です！更新楽しみにしています！これからも応援してます！ (2020年5月4日 0時) (レス) id: 9c2901cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina. | 作成日時：2018年5月12日 0時
