魔法をかけよう (ページ10)

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☆ ページ10

後日談

｢調子はどうだ？｣

熱も下がってすっかり風邪が治ったドラコとは逆に私は熱にうなされていた

『ｺﾞﾎｯ…最悪よ…ドラコのせいよ…』
｢満更でもなかったくせにな｣
『そうだったかもね。』
｢珍しく素直だな。熱のせいか？｣
『用が済んだなら出て行ってちょうだいよ。ハーマイオニーに怒られるわよ…』
｢それに関しては土下座してきたから大丈夫だ｣
『ドラコが？ハーマイオニーに？ありえないわ』

そう揶揄すると青白い頬を少し赤らめて

｢お前は僕をなんだと思ってるんだ。自分の…その…恋人が寝込んでいるって言うのに…意地なんか張ってられるかよ…｣

そういうドラコが面白くて思わず吹き出してしまった

『ふっ…ふふ、このままハリーやハーマイオニー、ロンと仲良くすればいいのに』
｢そんなこと無理だ、する気もない。…もう、寝ろ。早くなおせ。｣

うん。
と、目を瞑ると直ぐにまどろみ始めて、そのまどろみの中で大きくなったドラコの手が私の手を握る感覚を最後に私は眠りに落ちた

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

ドラコって熱を出したら素直になってくれそうですよね
はぁ、スリザリン好きすぎますよもう

ちなみに2人は次の朝まで手を繋いだまま寝てるのをハーマイオニーが目撃しましたとさ

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