魔法をかけよう (ページ27)

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☆ ページ27

｢どうかした？｣
『ううん！なんでもない』

気づいたらパーシーの横顔をガン見していたらしくて顔を少し赤らめながら聞いてきた

｢あ、ところでA｣
『ん？』
｢お前、またフィルチさんにイタズラしただろう？｣
『げっ…バレたか…』
｢バレたか…じゃない。全く…フレッドやジョージと一緒にいるからAまで…｣

そう言われるとなかなかクるものがあった
フレッドやジョージはなかなか寮に馴染めない私を救ってくれたようなものだったからすごく大切なのだ

『一緒にいちゃだめ…？』

ちょっと悲しい顔で見つめて言うと
焦っている時の顔になった

｢いや…あの…そうじゃなくて、程々にしなよってこと。一緒にいてもいいけどイタズラのし過ぎは監督生として見過ごせないんだ｣
『ふふ…とかいって私がフィルチにイタズラするの214回目ぐらいだけどね』
｢あぁ…もう、困った彼女を持ったよ俺は｣
『監督生なのに私には怒らないよね』

知ってるよ、怒らないんじゃなくて怒れないんだ
だってパーシーは私には虫歯ができそうなくらい甘いんだから

｢双子には怒れるんだけどなぁ…｣
『まぁこれからも見守ってて』

そしてたくさんの甘やかして
甘い私の監督生さん

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

パーシーのお話ってなかなかないですよね
個人的にパーシー好きです
あのお堅い石頭な感じ(貶してないよ)

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