口説いてないのである。 ページ33
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そうしてコナン君と一緒に席に着くと同時に、コナン君の携帯が鳴った。少年探偵団の誰かかららしい。
「……Aさん、そろそろアイツら来るって！」
『そう？じゃあ上手く教える練習しておかないとね』
どうやら三人とももう直ぐここに着くそうだ。宿題らしい作文の用紙を持って。
まあ大体の文の内容は決まっているらしいのでそんなに心配する程の事はないだろうが……作文を教えるのは初めてだし。
(ていうか作文を教えるって何？文の構成を教えればいいの？うわぁどうしよう上手く教えられる気がしない！私肝心な所でポンコツなんだよなぁ……！)
「Aさんなら大丈夫だと思うけどなぁ……文才凄いし、表現力も豊かだし、言葉遣いも綺麗だし！」
『っえ、そうかな……？』
「うん！僕が保証する！！」
『はは……そんなに言われると照れるんだけどな…でも有難う。頑張るね』
やばいどうしようコナンくん可愛い頑張ろ。コナン君に信頼して貰えるってこんなに安心感凄いんだね。
そう少しほっこりしていれば、安室さんがお冷を運んできた。それに少し顔が引き攣ってしまう。
「どうぞ」
『あ、有難う御座います！えっと、その…先程はホントにすみません……』
やっぱり安室さんを見てしまうと先程の事のせいで無性に自分への恥ずかしさが湧き上がってくるんだよなぁ……無理恥ずい。
「おや、僕は嬉しかったのに……そんなに引きずっていらっしゃるんですか？余程恥ずかしかったんですね」
『え"っ、いやだってなんか私が安室さんを口説いた様な感じになってしまって……』
恥ずかしくて苦笑いをしながら頬を掻けば、彼はぱちぱちと綺麗な顔立ちと相反する様な可愛らしい仕草で瞬きをして。
「口説く、ですか…ふふっ、随分熱烈ですね。でもAさんが相手なら悪い気はしないな」
『えっっ、いやそのっ、』
ふっ、と目元を緩めて色っぽく笑った。
それは原作の"安室透"の笑顔の様に優しさが溢れる感じじゃなくて…何かこう、含みのある色気？っていうか。とにかく蠱惑的過ぎてまた顔が赤くなった。
(どっ、どうしよう困る！ってかほんと辞めて安室さん！照れるから！！)
『ち、違いますからね！？口説くとかじゃなくてただ安室さんの髪が綺麗だって言いたかっただけですから！』
「Aさんそれ口説いてない？」
『えっ』
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ゆんたん - 続きの黒の組織がファンで握手会に来ちゃった！がもーのすごく気になるんですけど早く続きが見たいです！待ってます！ (4月29日 23時) (
レス) @page42 id: 05f7eab501 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょ - 題名から興味を持ち読み始めたのですが、読み進めていく中でとても引き込まれてしまってすごくドキドキして続きが楽しみです‼︎すっっごく大好きです！ (1月4日 11時) (レス) id: 1eef7c0801 (このIDを非表示/違反報告)
あめちゃん - ずっとこの作品好きで！久々にも一回みよーおもて読み終わってもまだこの人のやつが読みたーいって思ったからこの作者の作品を全表示ってところに行ったら！え？嘘でしょ？銀魂の空から女の子がも書いてるんですか？？好きなやつなんだけどぉ！ってマジ天才過ぎる！ (11月24日 1時) (レス) id: d22fe26ad0 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - すごく面白かったです！続編頑張ってください！ (8月5日 8時) (レス) id: a2e96a3a87 (このIDを非表示/違反報告)
るる - この小説好きです!! (8月1日 23時) (レス) id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2022年4月23日 10時
