死神に懐かれた時の対処法【名探偵コナン】

照れ顔である。 ページ32

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ま、まずいぞ私。このままだと安室さんに変人だって思われてしまう！！第一印象は大事だと言うのに！！


引かれたら私かなりダメージ負うんだけど！！






『ご、ごめんなさい安室さ＿＿＿＿』






咄嗟にだが引き攣った笑みを浮かべ前言撤回しようとした。そうしてちらりと安室さんを見ると＿＿＿






『…………え』






彼は、顔を真っ赤にしていた。手の甲を口に当てぴくりとも動かず固まっていて。


………………ん？え？もしかして…照れてる？






「あ、いや、その……お、驚いてしまって。貴方ほど率直に褒めてくれる人は中々いないので…」



『そっそうですよねスミマセン…職業柄ポエマーみたいな事言って…初対面なのに恥ずかしい限りです…！』






どうしよう横からコナン君の苦笑いの様なそれでいてどこか生暖かい目線を感じるんだけど。


なんか子供が派手に公共の場で転んじゃってそれでも痛くない！って強がってるのを見る周りの大人みたいな目線なんだけど。何これ恥ずかしい。






『変なことを言ってすみません！！忘れてくれて全然いいですから！！』






なんだかいたたまれなくなってバッと安室さんに頭を下げた。






「えっ！？い、いえ……！ただ少し驚いただけですので！それにその…嬉しかったですよ」



『え……ほ、本当ですか？良かった変な人だと思われなくて…ほんとすみません』






慌てて私に頭を上げさせた彼にちょっとした安心感を覚える。良かった引かれてなくて……


いやでもほんと何口走ってんだ私は。ただの客と店員の関係で居る気はあるのか？？気を付けようお口はミッフィーだ。






(でも驚いたな、安室さんが照れるなんて…原作では照れ顔なんて見た事無かったし園子ちゃんとかにイケメンって言われても困った様に微笑んでただけだったのに)






もしかして安室さんの過去になにか関係あるのかな？髪に関係するやつ……生憎私はキャラの過去は知らないに等しいから分かんないんですけどね。


……くそぅ、過去編までちゃんと見ておけばよかった。







「それより安室さん！僕とAさん、元太達とここで待ち合わせてるんだ！」



「！そっか、子供達と…ならテーブル席のほうがいいね。コナン君、Aさん。お好きなテーブル席にどうぞ」



『！あ、はっはい！！』












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口説いてないのである。→←口が勝手にである。

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