ポアロである。 ページ30
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私が呼び出されたのは前世から知ってるコナン君の同級生…所謂、あの少年探偵団達が関係しているらしい。
まあ皆分かるだろうけど歩美ちゃんと元太くんと光彦くんです。哀ちゃん居ないのが悲しいけど。でも……うん。可愛いよね。
で、コナン君に言われた内容は要約するとその三人を助けてやって欲しいとの事だった。
(何でもその三人の宿題として出された作文とやらが全く進まないという事だったけど……)
「ごめんねAさん。作文は僕じゃ上手く説明できなくて…小説家のAさんならいけるかなって!僕がAさんに会いたかったのもあるけどね!」
『ん"っ……そ、そっかぁ。私も出来るかどうか分からないけれど…頑張ってみるよ』
こんなさ!!可愛く頼まれたら断れないよね!!
それに少年探偵団となら関わっても多分そんな大事には巻き込まれないと思うしさ!!
ていうかコナンくん本当可愛くない?疑われてるんだったら多分めちゃくちゃ怖いんだろうけど懐かれてると本当可愛すぎる。邪気の無い笑顔癒される。可愛い。
(______ただ、問題は……)
…………店員のトリプルフェイスだ!!!!!
表面上はにこにこしながらも気持ちはこんな感じで冷や汗ダラダラである。だって黒の組織よ?公安よ?主要人物よ??大事だよ!!
だから今回は店員と客といういい感じの距離を保つのがポイントだ。頑張れ私。
『……』
「?どうしたの?Aさん」
『あ、あぁ……なんでもないよ』
ど、どどどうしようポアロの扉の前で足が止まってる。まるで生まれたての小熊だよ。
てかコナン君何でポアロなの!私の家で良くないかい!?まあ大人数で押し掛けたら迷惑かって気を利かせてくれたんだろうけどね君の事だし!!
(でもさ!!ポアロはさ!?どうしよう私順調に主要人物に絡んでってる!流石に安室さんにも関わったら大事に巻き込まれるって絶対!!)
「安心していいよ、元気で素直な奴らだから!それにまだ来てないみたいだし」
『……っ、あ、あぁ…そうだね。有難うコナン君』
………落ち着け私。
何もそんな深く関わることが決まった訳じゃないだろう。ただの店員と客だ。そう店員と客。
______チリンチリンッ、
「いらっしゃいませ!………おや、コナン君。その女性はお友達かい?」
て、店員と客…………な、はず。
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ゆんたん - 続きの黒の組織がファンで握手会に来ちゃった!がもーのすごく気になるんですけど早く続きが見たいです!待ってます! (4月29日 23時) (レス) @page42 id: 05f7eab501 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょ - 題名から興味を持ち読み始めたのですが、読み進めていく中でとても引き込まれてしまってすごくドキドキして続きが楽しみです‼︎すっっごく大好きです! (1月4日 11時) (レス) id: 1eef7c0801 (このIDを非表示/違反報告)
あめちゃん - ずっとこの作品好きで!久々にも一回みよーおもて読み終わってもまだこの人のやつが読みたーいって思ったからこの作者の作品を全表示ってところに行ったら!え?嘘でしょ?銀魂の空から女の子がも書いてるんですか??好きなやつなんだけどぉ!ってマジ天才過ぎる! (11月24日 1時) (レス) id: d22fe26ad0 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - すごく面白かったです!続編頑張ってください! (8月5日 8時) (レス) id: a2e96a3a87 (このIDを非表示/違反報告)
るる - この小説好きです!! (8月1日 23時) (レス) id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2022年4月23日 10時