ご近所さんである。 ページ3
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まあそんなこんなで転生者でありながら転生系王道な神様に会う〜、とかも経験しなかった私。
今世では前世からずっと夢だった小説家になれて、恐れ多きながらも結構人気になれた私。
蘭ちゃんや園子ちゃんとかとはまあまあ仲良くしたいけど死神とかFBIとか公安とか黒の組織とかとは絶対に会いたくない私。
そんな私が只今＿＿＿＿＿＿
「お姉さん！これ…万年筆？落としたよ！！」
『！あぁ……有難うね、少年』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿大大大ピンチである。
目の前には私が落とした原稿用の万年筆を拾ってくれた少年こと江戸川コナンこと死神。すれ違いざまに声をかけられたのだ。死ぬかと思った。
彼を見て改めて二次元に本当に来たんだという実感もあったが。でもそれ以上に恐怖がヤバい。
何で落としたんだ私。なんで拾うんだ少年。何で出会ってしまったんだ私達。恋かよ。
(てかここに引っ越してきてから約二週間…仲良くしている主要キャラは蘭ちゃんだけという治安の良さだったのに。出会うの早くない？)
まあいい落ち着こう私。死神ことコナン君は万年筆を拾ってくれただけ。私はどこにでもいる通行人。
つまりは疑問に思うことなどないだろう。万年筆だけ貰ってそのまま去れば＿＿＿＿＿＿
「ねぇねぇ、お姉さんってここらへんに住んでるの？」
去らせてくれよコナン君！！！！！
誰にでも探りを入れる癖直そう！！！！！私達ただの万年筆の仲だろ、！！？
『……？う、うん…どうして分かったんだい？』
「だってお姉さん、地図持ってないのに慣れた様にここらへん歩いてるし…でも足取りは軽くなかったから散歩でもなさそうだし。かと言って仕事着でもないから」
『………………当たりだよ。凄いね…見たところ小学生なのに。小さな探偵さんだね』
とりあえず本音を押し込んで当たり障りのない解答を返す。するとコナン君は照れた様に「えへへ」と頭を緩く掻いた。
…………うん。普通に可愛らしい。故に怖いわ。
『ふふ、かのシャーロック・ホームズの子供時代は君みたいな推測好きな少年だったのかもしれないねえ』
……って、あっやば、コナン君が飛びついて来るような話題を思わず振ってしまっ、
「！お姉さんシャーロキアンなの！？」
やったー。私やったー。やっちまったー。
でもしょうがないじゃないか、私だってホームズが前世から大好きだったんだし。
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ゆんたん - 続きの黒の組織がファンで握手会に来ちゃった！がもーのすごく気になるんですけど早く続きが見たいです！待ってます！ (4月29日 23時) (
レス) @page42 id: 05f7eab501 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょ - 題名から興味を持ち読み始めたのですが、読み進めていく中でとても引き込まれてしまってすごくドキドキして続きが楽しみです‼︎すっっごく大好きです！ (1月4日 11時) (レス) id: 1eef7c0801 (このIDを非表示/違反報告)
あめちゃん - ずっとこの作品好きで！久々にも一回みよーおもて読み終わってもまだこの人のやつが読みたーいって思ったからこの作者の作品を全表示ってところに行ったら！え？嘘でしょ？銀魂の空から女の子がも書いてるんですか？？好きなやつなんだけどぉ！ってマジ天才過ぎる！ (11月24日 1時) (レス) id: d22fe26ad0 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - すごく面白かったです！続編頑張ってください！ (8月5日 8時) (レス) id: a2e96a3a87 (このIDを非表示/違反報告)
るる - この小説好きです!! (8月1日 23時) (レス) id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2022年4月23日 10時
