死神に懐かれた時の対処法【名探偵コナン】

転生者である。 ページ2

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＿＿＿＿私は転生者である。









こんな事を言ったら、普通は頭おかしい人だとか厨二病患ってる人だとかに見られがちだろう。


実際私もこんな事言う人がいたらドン引きするし。


だが、それほどの非科学的な事が私の身に起こったのだ。実際に。





(転生して約20数年……今でも信じられないよね)





前世の死因は過労とか……そんな感じのものだった気がするが。ぶっ倒れて意識を失ったと思えば赤ん坊になっていたのだ。あの驚きは今でも忘れない。









＿＿＿＿＿＿だが、かと言って未練はなかった。









同じことを繰り返すだけの毎日だったし、親孝行はしたかったが大した愛情を貰えたこともなかったし。


だからか意外とこの非現実的な"転生"をアッサリと受け入れられた。






(まあ前世よりこちらの世界での方が、人生を謳歌出来ると思ったのも事実だしねぇ…中々の美人さんになる事も出来たし)






そう。だから問題は転生云々ではないのだ。別にあっちに戻りたいだとかそういうのではなく。





問題はそこでなく、転生先にある。






(……まさかこの世界に転生するとは)






そう。私は転生したのだ。



皆さんご存知警察より探偵が活躍する推理漫画…










名探偵コナンの世界に。










………あっはっはー、はいはい絶望絶望。





そこらでひったくりの事件が起こりまくりすぎてどうにかなるわ。毎日が戦争だよ。流石米花町。



因みに何故私がそんな米花町に住んでいるのかと言うと、今世の親が勝手に物件をここにしてしまったのである。



何がやばいってその物件自立して住む物だからさ、ここで私一人暮らししなきゃいけないの。これほど恨んだことはないって話だよねー。








(そして極めつけは＿＿＿＿＿＿)









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「あ、Aさん！おはようございます！今日も小説のネタを探しに行くんですか？」



『おはよう蘭ちゃん。今日はちょっとした買い物さ。まあネタが落ちてたら勿論参考にさせて頂くけれど』










毛利小五郎事務所の！！！





＿＿＿＿＿＿近所ッッッ！！！！！








(事故物件だよね物理的にね)







まあ関わりたくはないが邪険にしたい訳でも無いので蘭ちゃんとは普通に仲良くしてる。だってにこやかに話し掛けられたら仕方ないじゃないか。



ま、大元の江戸川コナンとは時間とかが良い感じにずれててまだ会えてないから良いんですけどね。










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