１．いや、いきなりはテンパりますって ページ2
いつも通り仕事を終わらせてベットで眠りに居ついていたはずなんだ
酷い揺れを感じた私は仕方なく身体を起こす。
すると一体何があったというんだ。
辺りに散らばる人、人、人。てかむさ苦しい男ばっかなんだけど
いやいやwそれよりもだね？私は一人暮らしだ。
同居人は居ないし、居たとしてもこんなばっちい男ども数十人と暮らしているわけがない。
揺れは治らないし周りは木造だし自分が寝ているのは
数十万して買ったふかふかベットではなくハンモック。
おーけーおーけー、理解した。私は夢を見ているんだそうに違いない。
やだ！！むさ苦しい男なんてお呼びじゃないんじゃい！！
再度ふて寝を決め込んでやろうと横になろうとすると
「ねぇ、お姉さん大丈夫？？」
『え、あ、大丈夫ですケd…！？？』
は？？目の前には見覚えのありすぎるツンツン頭の男の子が立っていた。
黒くツンツン頭…そして一点の曇りもないまっすぐな瞳…
ゴ、ゴンさんじゃないですかーーーーーやだーーーーーーー！！！！
「よかった！さっきの揺れでみんな具合悪くなっちゃったみたいで！」
『あー…よかったら手当のお手伝いしましょうか？』
「ほんと！？ありがとう！！じゃあ、あの薬草をあのお兄さんに噛ませてあげて」
『わかりました』
ゴンから薬草を受け取りむさ苦しい男に噛ませながら思考を巡らせる
とりあえず、先程ほっぺをつまんでみたが普通に痛かったし五感も働いている。
恐らくトリップしたのではないだろうか。
いや、せめて神に会うだとかトラックに轢かれるだのアクションくださいよ
目が覚めたらトリップしててとかちょっと流石に扱い雑じゃない？？？？
まぁゴンが可愛くて天使でマジ萌えだったからいいけどさ←よくはない。
このおじさんはだいぶ楽になっただろうし癒しと戯れてぇなぁ
『一応楽になったみたいですよ。』
「ありがとう！あ、お姉さん名前なんて言うの？俺ゴン！！ゴン＝フリークス！」
『どういたしまして。私はA。よろしくお願いしますゴンくん』
「よろしくね！！俺の方が年下だろうし敬語じゃなくていいよ！呼び捨ても！」
『それじゃお言葉に甘えて。あらためてよろしくゴン。』
「うん！！！！」
あぁ…なんて可愛いんだ…まじ天使尊いわ…
(天使とお友達になった。)
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作者名：宇治抹茶66 | 作成日時：2019年4月2日 3時
