Request3.人吸い(shp) ページ23
レーニャンさんリクエスト[人吸い(猫吸いの人間ver)をshpさんで]
「Aさん……んふふ、ええ匂いする」
あなたはお風呂をあがり、ゆっくりしようとソファの上に座ると彼が後ろからあなたのことを包みこんできた。
背中から彼の体温を感じ取ってお風呂から出たばかりのあなたは逆上せそうになってしまう。
『ボディーソープの匂いでしょ』
「違いますよ？いっつも俺嗅いでますもん、Aさんの汗の匂い」
『ねぇ言い方』
なんかその言い方だと私臭いみたいじゃない、とツッコむのを止めた。
彼があなたの頭に顔を埋めてすぅっと息を吸い込んだからだ。
『んっ……』
頭皮の上を風が抜けていく涼しさにぞわぞわが背筋を駆け上がる。
あなたがぞわぞわをを逃がそうと身を捩るが、彼の腕はそれを許さずあなたをぎゅっと掴んで離さない。
「はぁ、幸せ……」
彼の熱い吐息が段々と下へ降りてきたかと思うと、今度は項に顔を埋められた。
彼の肌の体温、唇の柔さがダイレクトに皮膚に伝わり、また背筋にゾクゾクが溜まっていく。
今、彼に息を吸い込まれてしまってはまずい、と思った矢先。
すぅ
「……っ」
溜まったゾクゾクがあなたの背を這い上がり、思わず体を震わせてしまった。
「んふ、ちょっと感じてもーた？」
あなたは図星といわんばかりに頬を赤らめ、否定の言葉一つ紡げない。
彼の、あなたの匂いを吸い込む音が激しさを増した。
彼はあなたの指を探るようにあなたの腕をなぞり、自分の指を絡める。
吸い込む音の間隔、吸い込んだ空気を吐き出す間隔が段々と短くなっていき、彼の吐息が熱く、荒くなる。
「Aさんの甘い匂い、好き……はぁ……好きや……」
首筋に柔かく温かいものが触れ、リップ音までもが混ざってきた。
あなたはなんだかイケナイことをされている気分に陥ってきて太ももをもじもじと擦り合わせる。
「はぁっ……っAさん……っ」
ぐるりと視界が回転したかと思うと、あなたはソファの上でひっくり返され彼に跨がられていた。
「Aさんの色んな匂い、もっと嗅ぎたいです」
彼はあなたの右手を取って甲にキスを落とした。
ふーっ、という情欲を押し殺したような、ゆっくりとしながら荒い息遣いが手の甲を這う。
極めつけに欲にどろりと蕩けた瞳で見下されれば、あなたはその艶やかさに魅せられ、抗うことなどできなかった。
リクエストありがとうございました！
「猫吸い」って、もーなんですかこの尊いシチュはっ
case18.ナンパ(rbr)→←case17.彼シャツ(kn)
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緑黄色野菜(プロフ) - あくのさん» わぁ、ホントですか！？よかったぁ！！ちょっとやりすぎたかなと不安になっていたので喜んで頂けて私も嬉しいです！ (5月3日 17時) (
レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
あくの(プロフ) - ドロドロいいですね...！！！ここまで甘いお話書いてくださる方があまりいないのですごくうれしいです！！ (5月3日 13時) (レス) @page33 id: f9355a1561 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - りずさん» リクエストありがとうございます！可愛いお話だなんて、嬉しくて嬉しくて(照)甘さマックス、挑戦させて頂きます！ (5月1日 0時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - キルさん» リクエストありがとうございます！そう言って頂けるなんてほんと嬉しくて励みになります……！更新頑張っちゃいます✨ (5月1日 0時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
りず(プロフ) - 主様の作品甘ったるくてかわいくて大好きです！！リクエスト失礼します。ドライヤーsha ver.お願いします！甘さマックスのお話が見たいです..!これからも楽しみにしてます！ (4月30日 23時) (レス) id: 89bf85154f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑黄色野菜 | 作成日時：2024年3月25日 0時
