ななぶんのに 【JW 短編集】

▽ ページ43

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緑｢今日はありがとぉね。｣

｢ううん、楽しかったで。
逆にむしろありがとう。笑｣



｢にしても、A可愛かったな｣

緑｢せやろ！？！？
　 ホンマに可愛ええんよー！｣



｢ともの方が可愛ええけどな。｣


って思ったことを伝えると、

またまた顔を真っ赤にするとも。




緑｢ていうか、さっきのなんなん｣


｢ん？さっきの？｣


緑｢姉ちゃんの、これからもよろしく…みたいな。｣


｢駄目やった？｣


緑｢いや、嬉しかったけど…はずい。。｣



だぁぁぁぁ！！！

可愛すぎる。可愛すぎるだろ！！！






｢そういえば、子供欲しくなったな…。｣

なんてふと呟くと、

緑｢やっぱそうやよね。。
　 子供作れる、女の人の方が…｣


って涙目で自嘲気味な笑顔のとも。



あ、しまった。やっちゃった。




でもな、そーゆー事じゃないねん。



｢ともなら、可愛ええし女の子みたいやから
頑張ればイケんちゃう？ってこと。｣


｢そうやよね、って事は
OKってことでよろしいですか？｣




抱きしめて、耳元で囁くと



緑｢んぁー、ほんっとずるい。
　 カッコよすぎんねん、あほ。｣

って俺の背中に手を回す。





ごめんな、一つだけ嘘ついた。



子供なんて要らへんよ。

ともがいれば、なーんにも要らへん。

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