SnowStories

3Bにはご注意ください 。☆ 3B ページ34

fk side .



朝起きるとふらつく体。スマホでカレンダーをチェックすると最後の日付が一ヶ月前になってる。最悪だ、これ。よりにもよって今日かよ。なべも蓮もだよな、大丈夫か、これ。



さっさと準備をして仕事場へ行くと机に突っ伏してる2人。やっぱりだめか、なんて他人事みたいに思う。



nb｢ゔ、…ふっかあ、…｣
mm｢ふっかさん、俺もう無理っす…｣
fk｢俺も無理だよ、今日は素直に貰おうか、｣



死んだように声を上げる2人にほらよ、とトマトジュースを投げてやると渋々飲み始める。血飲まなくて死ぬよかマシだろ、と顔が真っ白になってる2人に声を掛けるとこくこくと頷く。



さて、誰の泉が先に来るかな。



iw｢おはよ、…って、お前ら体調最悪だな、｣



最初に来たのは照。やった、俺の泉だ。俺達の顔を見るなりさっさと状況を把握してスマホを取りだし、ソファに座る。喉が渇いて仕方ない。



fk｢１ヶ月我慢したんだよ、早く脱げ、｣
iw｢わーったよ、俺だってキツイんだからさっさと飲んで｣
fk｢うるせえ、｣



そう言って慣れたようにシャツを下げて首筋を見せる照。本能が疼いて犬歯が伸びる感覚、じゃ、頂こうかな。



fk｢いただきます、｣
iw｢はい、どーぞ｣



かぷ、と首筋を噛んで歯を突刺し、滲み始めた血をじゅるじゅると吸っていく。甘党の照の血はめちゃくちゃに甘い。昔から血を貰ってたからこの痛みには慣れたようで、普通に携帯を触ってる。



iw｢目黒と翔太も大丈夫か、？｣
nb｢俺、お前の血甘くて好きじゃない、…｣
mm｢あと少しで康二くん来るんで、…｣
iw｢おい翔太ふざけんな、｣



吸血鬼に血を吸われてるとは思わないほどの余裕。やっぱ照だわ、とか思って夢中で飲んでいると、



iw｢ふ、ふっかギブ、お前飲みすぎ、｣
fk｢え、あ、マジ、ごめんごめん、｣



ぺろっと傷口を舐めると見る見る塞がっていく穴。確かにめちゃくちゃ身体が軽くなってる。



…って思って照を見たら死にそうな顔してる。顔真っ白になってるし、ごめんね？



iw｢いや、前の時に前日に酒飲んでた俺が悪かったから…｣
fk｢あー、そうね？｣



一ヶ月前に血を頂いた時、前日に照は飲みに行ってて血の中に濃くアルコールが混ざっててあんま飲めなかった。お陰で毎日トマトと鉄分サプリ生活だったんだけど。…と思ってたら舘さん登場。目黒可哀想…



dt｢おはよ翔太。遅れてごめん、｣
nb｢うわああ、涼太、俺死ぬ、｣



End_.


＿＿＿＿


妄想爆発。

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