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dt side
会食って言ったって、普通に俺と翔太の関係バラすだけだしね。とか思ってたんだけど、どうやら俺と翔太がバチバチだと思ってるらしい阿部ちゃんは、
ab「…行きたくないんだけど、」
と文句をたれる。一応俺、君の上司なんだけどね？まあまあ、と阿部を宥めるふっかを横目に、なにか物足りなさを感じた。なんだろう。
…あ、分かった。人が足りないんだ。
dt「ねえ、康二は？」
向井康二、俺の右脚にしている割と新入りの子。シフト表を見ると、既に仕事は終えているはずの時間で。康二は人懐っこいから、仕事が終わればすぐに俺のところに来るんだけど…
fk「ああ、手こずってるらしいよ？」
さっき覗いてきたー、なんてニコニコ笑顔で言うふっか。ふっかが言うには康二の髪の毛はボサボサで、眼鏡をかけて全集中モードだったらしい。
ab「まあ、右脚になって最初の仕事だからとことん潰してるんだろうねえ…」
なんてしみじみ言う阿部ちゃん。ちょっと調子に乗ってるヤクザのネットワークを二度と復活出来ないようにハッキングしているらしい。重要なシステムを1つずつロックしている康二の部屋から異様なオーラが滲み出ている。
dt「んー、じゃあ後で伝えておいてくれる？」
日時やお店、服装などを適当に紙に書くと、さっと胸ポケットに入れるふっか。視野が広いところはさすがだね、俺も見習わないと。…なんて悠長に思っていると、
kj「だあああ！！！」
と個室の扉から康二の絶叫が聞こえる。何事かと身構える人は誰もいない、いやそんなものだろう。
fk「はいはい、どーしたの康二」
kj「ふっかさん！！へるぷ！ああああ！！！」
飄々としたふっかが扉を開けると広がるパソコンの画面やテレビの画面などのモニターの数々。映し出される英数字の羅列。阿部ちゃんはそれを見ただけで、
ab「お、ここまで出来たの？偉いじゃん、」
なんて言ってのけてしまう。俺もちらっと覗いたけど、阿部ちゃんの言う通り完全冷却の1歩手前だった。
いつの間にか自前のキーボードを持ってきていたふっかが器用にモニターに繋ぐ。
fk「はいはい、代わるね〜」
度入りでブルーライトカットのレンズの眼鏡を掛けたふっかは、立ったままキーボードを有り得ない速度で叩いていく。
kj「はあ、はあ…俺もうギブで…」
fk「…いや、丁寧な処理だわ。完璧。」
エンターキーをドカッと叩いたふっか。どうやら終わったらしい。
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ぐりーんれもん(プロフ) - おりょうりさん» 了解致しました。dtさんの病み系、初めてになりますので拙い語彙力ですが精一杯やらせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (
レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - mh69kpさん» リクエストにお応えできましたでしょうか(汗)思いつき次第、また書かせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
おりょうり(プロフ) - 舘様メインの病系のお話が見たいです！ (2020年11月29日 8時) (レス) id: 809f062d73 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - ぐりーんれもんさん» リクエスト書いていただき、ありがとうございます！めちゃくちゃ良かったです！！またお時間あるときに別の組み合わせのお話もお願いします…！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - 了解しました！頑張らせて頂きます^^* (2020年11月27日 6時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
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