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fk side
騒々しくなった楽屋でぱっと目を覚ますと、異様に暖かい俺の左側。どういうことだ、と手を伸ばすと体温の高い筋肉質な肌に触れる。
ああ、照か。
iw｢ん、ふっか…きもちい、それ…｣
fk｢ああ、照…？…バレちゃったか、｣
iw｢…ん、目黒に即バレ…｣
俺の体調が悪いせいで照に触れた俺の冷たい手のひらが気持ちいいらしく、両手で俺の手首を持って頬に擦り寄せてくる。
nb｢イチャイチャすんな、気持ちわりぃ｣
dt｢まあまあ、…｣
そう言い放つ翔太で我に返ると、俺ら2人を覗き込む7人の姿。特に引っかかるのは涙目のラウール。照はいち早く気付いて掠れた声で声をかける。
iw｢らう、泣くなって…｣
ru｢だ、だって照くんと、ふっかさんが、…｣
fk｢あーあー、照泣かせんなって、｣
iw｢俺じゃねぇ…｣
ボロボロと泣き始めてしまった末っ子。ホント、最年長なのに心配かけちゃったなって思って照を見ると、俺より申し訳なさそうな顔をしてて。真っ赤な顔してんのにごめんな、って手を伸ばしてラウールの頭を撫でてやってて。
iw｢心配かけて、ほんと、ごめん…｣
ab｢ホントだよ、2人が倒れたら俺らどうすんの？｣
fk｢…すいません、｣
阿部の言葉、病人に対しての言い方じゃないって思ったでしょ。違うんだよ、これが俺と照にとって一番効き目のある喝だって分かってんの。
俺も照も重圧を背負って活動をしてる。他のメンバーだってもちろん、責任とか持ってるだろうけど、｢最年長｣そして｢リーダー｣の責任感はまた少し違っていて。
それから逃げよう、とかその責任が嫌だ、とかじゃないから、その重みが心地良いからこそ阿部の言葉が響く。
kj｢頼ることやって仕事やで、｣
mm｢そうだよ、隠せるわけないんすから｣
そう言って俺たちをニコニコと見守るメンバー。寝返りを打って照を見ると、照も丁度こちらを向いてて。
iw｢…1本取られたな、？｣
fk｢ああ、降参だよ｣
そう言って笑い合うと和む楽屋。このメンバーで良かったって心から思った。
sk｢夫婦さん、たまには俺らも頼ってよ｣
皆が談笑する中で俺らに向かってそう言った佐久間。
iw｢ふは、また今度頼むわ｣
fk｢ごめんな、佐久間｣
そう言って笑いかけるとキラキラ輝く笑顔が返ってきて不思議と偏頭痛が楽になって。佐久間は俺と照におやすみ、と言って皆の輪の中へと戻って行った。
次に起きた時に2人で阿部に叱られた話はまた今度。
End_.
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ぐりーんれもん(プロフ) - おりょうりさん» 了解致しました。dtさんの病み系、初めてになりますので拙い語彙力ですが精一杯やらせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (
レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - mh69kpさん» リクエストにお応えできましたでしょうか(汗)思いつき次第、また書かせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
おりょうり(プロフ) - 舘様メインの病系のお話が見たいです！ (2020年11月29日 8時) (レス) id: 809f062d73 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - ぐりーんれもんさん» リクエスト書いていただき、ありがとうございます！めちゃくちゃ良かったです！！またお時間あるときに別の組み合わせのお話もお願いします…！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - 了解しました！頑張らせて頂きます^^* (2020年11月27日 6時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
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