エピソード82 騎馬戦2 ページ41
『《…あら！？》』
予想外のランクに、私とマイク先生は目を疑った。
《ちょっと待てよこれ…A組緑谷以外パットしてねー…ってか爆豪あれ！？》
2〜4位、6位はB組の騎馬で、5位は轟君。勝己は…0点！？
きっと勝己のハチマキ取って2位にのし上がった…B組の物間君の仕業だ！！
『爆豪君のハチマキを取るとは…物間君とは、どんな人でしょう？』
イレイザーヘッド「物間寧人の個性はコピー。触れた相手の個性は5分間使い放題。
ただし、2人の個性を1度には使えない。」
久しぶりに喋ったからか、相澤先生の声は掠れてた。というか、寝起きの声なんだけど。
『そうですか…いい個性ですね。』
どんな強個性も触れるだけで使い放題…。ただ、触れなきゃ発動しないのがネックだ。
強すぎる相手は、近づけない。それに、もしも対人戦に優れた人だったら絶対に勝てない。
また、弱個性だったら尚更。無個性に等しくなってしまうのもまた然り。
シンプルな個性な反面、課題もある個性だと推測出来た。
物間君は、勝己の個性をコピーした後、顔面に勝己の個性“爆破”を食らわせたり、
何だか会話してるようにも見える。
みるみる勝己の目が釣り上がっていったから、
きっと何か勘にさ触るようなこと言ったんだろう。めっちゃ怒ってるもん、うん。
口車に乗せられやすいからな…何にも動じない我慢が、勝己には必要かも。
勝己の騎馬の標的が物間君の騎馬に向いたことによって、
出久の騎馬は1つに強敵からの猛追を一時的に免れた。
《さあ、残り時間半分を切ったぞ！B組の隆盛の中果たして…1000万点は誰の頭に垂れるのか！》
だけど、
強敵は、1チームだけじゃない。
出久の騎馬の前には、轟君の騎馬が現れた。残り時間も折り返し地点…
時間切れになる前に、早めに1000万を奪っておこうという考えだろう。
冷静そうに隙を伺ってるけど、きっと焦りは生じてるはず。先に動揺したら…負けるな。
つまり、どんなに優秀な人や、有利な個性の人が集まった騎馬でも動揺は禁物。
あっという間にハチマキを攫われてしまうから。
ここからじゃ良く見えないけど、両者必死な攻防戦が繰り広げられている。
けど…出久の騎馬が押されてるように見える。
心なしか、黒影の勢力が衰退して来てる。その証拠に、黒影が涙目になってる。
何か不利な条件があるのか…？
それに、明のバックパックも故障したみたいだった。ピンチだ、出久。
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胡桃 - 励みになります！ありがとうございます^ ^ (2018年5月21日 17時) (
レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - まじっすか！？いやっほー！テストお疲れ様でした！更新無理しない程度に頑張ってください！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - 死柄木さんいいですよね！テスト終わったのでガンガン更新していきます^ ^ (2018年5月18日 20時) (レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - 死柄木めっちゃ好きっす。更新楽しみにしてまする。 (2018年5月14日 19時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - はらさん» 教えてくださってありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 7378d7060e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2018年5月3日 21時
