エピソード62 敵襲来 ページ21
バスが到着した所はドーム状の建物。
そこにはスペースヒーロー13号がいた。ヒーローヲタクの血が騒ぐ…！
勝手に説明すると、13号は人命救助に長けた、著しい活躍をするヒーロー。
紳士な対応が被災者には堪らなく癒しで、人気も爆発的に上がってる。
お茶子は13号先生が憧れらしく、本人に会えてとっても嬉しそうな顔してて可愛かった…//
…お茶子が可愛いっていう話は一先ず置いといて。
13号先生の話を聞くとここの建物の名前はUSJ。“嘘の災害や事故ルーム”の略称らしい。
ここは13号先生が様々な災害や事故を想定して造られた演習場でバカデカい。
そして先生の話の中には。個性は人を簡単に殺せること。それを忘れちゃいけないと。
出会って早々名言を言われて暫く1人で感動してた。流石ヒーロー、なんて思った。
相澤「そんじゃまずは…」
相澤先生が今日の本題に移ろうとすると、この空間の平和な雰囲気がくしゃりと歪んだ。
USJ中央に現れた黒のゲートから溢れんばかりの殺気、
相澤「一塊になって動くな！」
切島「何だありゃ！？また入試ん時みたいにもう始まってますよパターン？」
そんなお気楽なこと言ってる場合じゃない。
クラスメイトらは感じないの？そんなぽかんとした顔して。
そう、あれはーーーー
相澤「敵だ！！！」
そう言われてやっと攻撃姿勢を取る。みんなは初めてなのか、敵と真っ向勝負するのは。
ゾロゾロとワープゲートを潜り抜ける大勢の敵。そして目によく馴染んだ人達が2人。
いつも私に接してくれたみたいに、私の好きな優しい笑顔はどこにもない。
犯罪に手を染めた悍ましく恐ろしすぎる笑みは背筋をゾクリと凍らせた。
黒霧「13号に、イレイザーヘッドですか…
先日頂戴いた教師側のカリキュラムでは、ここにオールマイトがいるはずなのですが…」
相澤「やはり先日のはクソ共の仕業だったのか」
昨日、片手に持ってた冊子は先生達の授業カリキュラムだったのか。
奪えたかもしれない物を、私は見逃してしまった。情けはかけられない。
例え恩人でも今は敵対するべき相手なのに…自分の詰めの甘さに少し苛立った。
死柄木「何処だよ、こんなに大衆引き連れて来たのにさ…
オールマイト…平和の象徴、居ないなんて…」
死柄木「子供を殺せば来るのかな？」
ニヤリと口が避けんばかりに笑う笑みは、言葉にして比喩するなら正に悪魔その物だった。
怖い。この場にいた誰もがそう思っただろう。
エピソード63 私に出来ることは→←エピソード61 バカ。。
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胡桃 - 励みになります！ありがとうございます^ ^ (2018年5月21日 17時) (
レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - まじっすか！？いやっほー！テストお疲れ様でした！更新無理しない程度に頑張ってください！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - 死柄木さんいいですよね！テスト終わったのでガンガン更新していきます^ ^ (2018年5月18日 20時) (レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - 死柄木めっちゃ好きっす。更新楽しみにしてまする。 (2018年5月14日 19時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - はらさん» 教えてくださってありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 7378d7060e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2018年5月3日 21時
