エピソード58 イケメン ページ17
翌朝。
『なんじゃこりゃ。。。』
今日は占い1位でルンルンだったのに、校門には大勢のマスコミが。
人口密度の高さが際立ち、酸素が薄い。空気が汚い。人混み嫌い(´･ω･`)
記者「そこの貴方！ってモデルの明星Aさんですよね！？」
『え、あ。はい。』
なんで影薄く通行人Aになりすましてたのにバレたの！！？
あ、制服着てるからか。あと芸能人ってこと忘れてた。
記者「オールマイトが教師を勤めていることについて一言！」
『あ、えっと…』
グイグイとマイクを押し付けてくるのが癪に触る。けど、記者としての人格は認めよう。
グイグイしてくるところだけね。一言貰おうとする執着心。あっ、美人だから許す。
？「行くぞ、」
取材陣に取り囲まれてるところを、不意に誰かが手を引いてくれた。
声のトーンからして、男の人かな？
取材陣の輪から抜けて、校門を潜ると私を助けてくれた神様のお顔を拝借した。
『と、轟くん！？！』
轟「ああ、そうだが。」
轟焦凍くんは、紅白頭のサラサラヘアーで、双眸は黒曜石とサファイアが嵌め込まれたような
綺麗なオッドアイ。何と言ってもイケメンで、成績優秀者。女子の恋バナを聞いたら、
大抵名が上がるほどのモテモテだ。私、乙ゲーの世界に迷い込んだ…？(真顔)
誰かに絡まれてるところをスマートに助けてくれるとかイケメンだわ性格も！
『どうして助けてくれたの？貴方が私を助けても得なんて無いのに』
本音がポロリ、と零れる。
轟「困ってるように、見えたから」
そして、彼は柔らかく、そして優しく微笑む。
…貴方は、王子様ですか…？(真顔)
いや、真面目に。天然過ぎる。これでオチない鈍感女がいるとでも…？
これはずるい。ずるいぞ、轟くん。
『優しいね』
ほんとはもっと色々言いたいけど、要約すればそういうこと。困ってる人を助ける。
そういう心があって、口先だけじゃなくて実行したってこと。とっても立派なことだと思う。
轟「そうか？」
そのスマートな対応も素敵ですよ、轟さん。
それから話してたら割と会話が弾んで、彼と一緒に教室まで辿り着いた。
『ありがとね、助かった。』
感謝の言葉に、笑顔を添える。小さなことかもしれないけど、あの時あの瞬間、たしかに私は
彼に助けられた。それってヒーローって呼べるんじゃないかな？
朝からアクシデントのおかげで連絡先も交換出来たし、ほんと朝からいい1日←
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胡桃 - 励みになります！ありがとうございます^ ^ (2018年5月21日 17時) (
レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - まじっすか！？いやっほー！テストお疲れ様でした！更新無理しない程度に頑張ってください！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - 死柄木さんいいですよね！テスト終わったのでガンガン更新していきます^ ^ (2018年5月18日 20時) (レス) id: c4e799fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - 死柄木めっちゃ好きっす。更新楽しみにしてまする。 (2018年5月14日 19時) (レス) id: d2d6e36cff (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - はらさん» 教えてくださってありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 7378d7060e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2018年5月3日 21時
