闇に生きるピクミンの話。〜遂に決着の時！！(？)〜

球体たちを 倒した！ ページ10

「これでほとんど倒せる筈だが……」
再び多くの白ピクミンを投げたオリマーは、残ったほぼ全てのピクミンをドルフィン初号機に返した。
彼の隊列にいるピクミンは、たった5匹になった。

「この13匹が平均通り球体を倒してくれれば、残りはおそらく40体……。
さっきの12匹の毒がまだ効くならば、数は更に減るだろう……」
彼は球体を観察しながら、そう呟いた。

今度は、球体は白ピクミンだけでなく既に動かない球体も標的にしていた。
どうやら毒はまだ残っていたようで、球体は勝手に数を減らしていく。
この分だと、犠牲は30匹よりは少なくなるだろう。

「あと……29体もいるのか。
20体を切ったら、また1匹投げよう……。
いや、2匹で確実に倒すか？」
オリマーは悩んだ末に、白ピクミン5匹のうち3匹を宇宙船に返した。

「25体……今、だな」
その声が聞こえた瞬間、彼は2匹の白ピクミンを投げた。
1匹は8体、もう1匹は9体も倒してくれた。
残る8体は、他の球体を仕留めた毒によって倒された。

球体の異変→←毒の効果

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