窮地〜飛行物体 ページ32
このまま球体が口を閉じれば、彼の足は全部とは行かずとも一部は無くなるだろう。
そうなれば、この先オリマーが歩くことは厳しくなる。
ピクミンたちに運んでもらうとしても、オニヨンに帰ってしまうのが関の山だ。
かと言って、下手に足を動かせば球体に気づかれる。
素早く身を翻してピクミンを投げようとしたところで、果たして彼らはオリマーの指示を冷静に聞けるだろうか。
球体を恐れ、怯えきっている彼らには、いつも通りのことさえままならないに違いない。
遅かれ早かれ、オリマーの足は球体に食べられる。
その光景は、絶対に見ていて気持ちの良いものではない。
できることなら彼を助けたい。
しかし何もできない。
そんな不甲斐なさと、これから起こるであろうことを思っていると、自分の視線はオリマーを離れ、いつの間にか真上に向いていた。
頭上を覆う橙色が、少しずつ闇に呑まれていく。
その境界線を追うように、何かが飛んでいる。
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スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» どういたしまして〜 今は思う存分にマリオメーカーをしています!!! これからはペーパーマリオRPGをしたいと思っています! これからもよろしくお願いします! (2016年2月14日 16時) (レス) id: ecfbb83cdb (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - スライムヨッシーさん» 合格おめでとうございます!!遅くなってしまってすみません・・・ (2016年2月14日 13時) (レス) id: 75c8970c08 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» ……あ! こっちでしたか! わかりました〜 ありがとうございます! (2015年11月19日 22時) (レス) id: dc112956d3 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - スライムヨッシーさん» あっ閲覧のほうですよー (2015年11月19日 21時) (レス) id: 5c6a19efe3 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» もう一つのパスがいると思われます〜(違ったらすいません) (2015年11月19日 20時) (レス) id: dc112956d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/
作成日時:2015年2月18日 23時