“食べられやすさ”〜跳躍〜計算&結果 ページ30
「長い間ピクミンと一緒にいれば、自ずと分かることもある。
それがこれだ……」
辛そうな顔のオリマー。
彼とて知りたくはなかったに違いない。
「経験から察するに、青、赤、黄、紫、白の順に食べられやすいと考えられる……。
だからあの生物は、青ピクミンを一番に狙ったんだ!」
金色の生物を指し、オリマーが叫ぶ。
「次に危険なのは、赤ピクミン。
逃げたほうが良いね。
……私に掴まってくれるか?」
え?
「どういうこと……?」
少し考えて、思いついた。
「まさか!?」
「うん、飛び下りるぞ!
しっかり掴まっておいてくれ!」
元気に言うと、自分が背にしがみついたのを確認して、オリマーは真横に飛び出した。
彼の身体のすぐ近くを、金色の生物の手が抉った。
「危なかった……」
安堵の息を吐き出す自分。
「ええと……高さ44.1mから小球を速さ0.0196m/sでほぼ水平投射、この星の重力加速度は9.80m/s²……」
とてつもなく速く喋っているオリマー。
一体何をやっているんだ?
「鉛直方向は自由落下と同じ、水平方向は等速直線運動だから……」
……さっぱりわからない。
「ドルフィン初号機、地面に落ちるまでの時間と、この間欠泉から落下地点までの距離は?
空気抵抗は無視で!」
「……計算完了!」
その声が聞こえた途端、自分たちは地面に落ちた。
「3.00秒で、0.0588m!
つまり5.88cmですね!」
……だから今はもう落ちているのか。
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チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ)(プロフ) - 今も見てくれてる人はいるのだろうか……(ここで言ってどうする) (2020年10月28日 2時) (レス) id: dbaf7bde12 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» どういたしまして! これからもこの小説をよろしくお願いします! (2015年2月16日 19時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - スライムヨッシーさん» そうなんですか!ありがとうございます! (2015年2月16日 18時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» うーん……この話では約150くらい使っているので、最大MPは余裕を持って230くらいかな? と思ってます! (FC版で、レベル60くらい?) (2015年2月16日 18時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - オリマーのMPってどのくらいなんですか?【受験生だからあまりこれないとか?】 (2015年2月16日 15時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/
作成日時:2014年11月20日 19時