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声〜行動の理由〜結果 ページ14

助けたい。
でも、それでは自分も球体の餌食になってしまう。

自分が為す術もなく下を見ていると、黄ピクミンと目が合った。
その目は、自分に何かを伝えようとしている……?

いきなり、頭の中に声が響いた。
『全ては、オリマーさんとピクミンたちに懸かっています……』
黄ピクミンの声だ!
オリマーもこれを聞いたのかと、その方を見る。
しかし、さっきと同じ顔のままだった。
どうやら自分だけが聞いたようだ。

……そうか!
ピクミンは増やせるが、オリマーは出来ない!
オリマーがいなければ、この球体に勝てない!
もしも球体に負けたら、この星はやがて滅ぶ!
オリマーがいれば、球体を倒すことが出来る!

黄ピクミンは、オリマーを守る為に、自ら球体に飛び込んだのだ!
そしてそれは、この星をも守ったことも意味する!
……黄ピクミンは、この星を守った。
自らの命を、犠牲にして。

「––––––––っ!」

声かどうかさえわからない、耳を(つんざ)く音。
生きたまま身を裂かれる痛みなど、想像出来る筈はない。
その“音”が、次第に高くなっていく。
もうこれ以上ないというほど速く、黄ピクミンが喉を震わせていると、唐突に“音”が途切れた。
と同時に、その身体が2つに分かれた。

断面から、身体の色に似合わぬ紅い血が噴き出す。
続いて、形容し難い色をした臓物が幾つか転がり出た。
数匹の球体がそれらに近づき、引っ張り始めている。
“扱いは同じ”だからか。

周りのピクミンたち〜異変〜殲滅完了→←真の標的〜立ち塞がる者〜敵の攻撃(?)



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設定タグ:ピクミン , オリマー? , オリジナル?   
作品ジャンル:その他
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チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ)(プロフ) - 今も見てくれてる人はいるのだろうか……(ここで言ってどうする) (2020年10月28日 2時) (レス) id: dbaf7bde12 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» どういたしまして! これからもこの小説をよろしくお願いします! (2015年2月16日 19時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - スライムヨッシーさん» そうなんですか!ありがとうございます! (2015年2月16日 18時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» うーん……この話では約150くらい使っているので、最大MPは余裕を持って230くらいかな? と思ってます! (FC版で、レベル60くらい?) (2015年2月16日 18時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - オリマーのMPってどのくらいなんですか?【受験生だからあまりこれないとか?】 (2015年2月16日 15時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/  
作成日時:2014年11月20日 19時

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