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「とりあえず白崎ちゃんは疫病神という事」 ページ2

〜回想〜

「あ〜、やっと書類終わった〜…」

白崎ちゃんと何故かカラオケに行くという約束をしていた自分は朝早く書類仕事を始め、ようやく終わったので白崎ちゃんの部署までわざわざ行った。するとどうだろうか

白「あ、ちょうど良かった!唐崎ちゃん、爆弾探し手伝って!場所は分かんないけど、多分人がいっぱい居る所にあると思うから!」

「はい!?」


〜回想終了〜


という風に短いが、私まで爆弾探しを任された理由はこのように強制的に参加させられたからだ。しかもさっき別れた筈なのに公園で再会して、しかもその公園に爆弾があるとは。白崎ちゃん疫病神説は前々からあったが、この説は本当なのではないだろうか

白「あ、そういえばさっきうちの上司に報告してくれたけど、報告書出してくれるの?」

「あんたが提出するに決まってるでしょ。私、あんたとは別の部署だよ?」

白「えー…じゃ、じゃあカラオケは?」

「待ってあげるから早く提出してね白崎ちゃん?」

白「…唐崎ちゃん、手伝ってくれたりは…」

「早 く 提 出 し て ね 白 崎 ち ゃ ん ?」

白「デスヨネー…提出しに行ってきます…」

ショボンと肩を落として去る白崎ちゃんに吹いてしまいそうになったが、さっき爆弾の場所を見つけてくれた二人組を見つけたので駆け寄ってみた

「お〜い、そこの二人組〜」

?「…あ、さっきのお巡りさん」

「礼を言おうと思って。ありがとね。君達がいなければ爆発する所だったよ」

?「いえ…お役に立てたなら良かったです!」

…最近の小学生は礼儀正しいねぇ

「何かお礼にあげようかと思ったんだけど…残念ながらポケットにある飴しかないんだよね」

飴(ミルク味)は私の楽しみだけど、あげなくもないかなぁ

?「あ、じゃあ警察の仕事について教えてくれませんか?」

?「僕達、警察官を目指してるんです!」

そういう二人組の眼はとてもキラキラしていて、大人びてるけど子供なんだなぁと実感する

「じゃあ、立ち話もなんだしそこのカフェに入ろうか」










「ふ〜ん…降谷 零君に緑川 唯君ねぇ…」

色々大雑把に仕事内容(といっても重要な情報はない)を教えると、その場のノリで何故かお互い名乗る事に

零「ところで唐崎さんはどこの部署に入ってるんですか?」

喉が渇いたのかミルクティー(お代は私持ち)を飲んで質問をする褐色君…もとい、零君

「…公安、だよ」

唯「公安?」

「そ、公安」


ーーー

スコッチの本名は緑川唯とさせていただきます

「ショタ二人組と話す時間は案外悪くは無い」→←「初っ端からこれはおかしいと思う」



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作者名: | 作成日時:2018年5月24日 21時

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