23話.仔犬チャン、東城会幹部達を混乱させる。ギャグ回です ページ24
ー真島の言葉に安心した大吾が【まぁ、彼女に手を出してないなら安心しました】と言った言葉によく分かっていない少女は、頭にクエスチョンマークを浮かべている
その言葉に目を泳がせ頭をかきながら【あァー...】という人物が一人いた
真島の様子を見て全員が【まさか...】と思った
「真島さん。貴方まさか...」
「あァー...いや。最後までは、しとらんからセーフやろ」
「いやいやいや、全然セーフじゃないですけどぉ！？え、彼女五歳ですよね？何しちゃってんですか！？もう、この人やだ...」
これには、流石の弥生と嶋野も驚愕していた
東城会幹部達なんて目が死んでいる
そして、少女が一言【吾朗ちゃん優しかったよ？】と言った言葉が全員の頭の中でコダマのようにリピート再生されている
まさにカオスである
「まさか、特定の人を作ってこなかった兄さんに先を越されると思わなかった...」
「ちょっと、桐生さん！？ツッコミどころが間違ってますよ！？」
「一馬、大丈夫だ。お前にもまだチャンスがある」
「おやっさん、俺も遥と...」
【真島さんの次は、桐生さんかよ】と頭を抱えている大吾
「はァ...。東城会の六代目なのにうちの息子は、本当に情けないねぇ」
「真島を骨抜きにしたんか。それでこそ嶋野組のお嬢やでぇ」
その後...
神室町では、東城会の各組の組員達が町を歩いている少女を見かけて【お疲れ様です！姐さん！】と言って頭をさげる姿が目撃されるようになったとかならなかったとか
▶▶NEXT
24話.仔犬チャン、里帰りする。→←22話.仔犬チャン、【東城会本部】にはじめてのおつかいに行く。
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作者名：竜胆ましろ | 作成日時：2024年3月18日 19時
