LOVE☆RAINBOW〜光輝くアイドル〜

どうすればいい……？ ページ7

〜in男子部(寮)〜


紗夜「寮長さん」

寮長「お、紗夜ちゃんじゃないか。久しぶりだな」

紗夜「はい。あの、すばるはどこにいますか？」

寮長「さっき、新しいCDのジャケット撮影があるって吉良たちと一緒に出ていったよ」


はぁ………

それじゃあしばらく帰ってこないよね………


寮長「どうする？ここで待ってるか？」

紗夜「いえ、明日また来ます」


本当は今すぐ話したかったけど、しょうがないよね


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〜in自分の部屋〜

ふぁ〜あ

もう11時か……

眠いしそろそろ寝よっかな


ｺﾝｺﾝ


？

誰だろう……


ｶﾞﾁｬｯ


紗夜「ゆず……？こんな夜中にどうしたの？」

ゆず「すばるくんが来たんだゾ！紗夜ちゃんを呼んでだって！」


え、すばるが？

女子部に？


ゆず「ほんとはこんな夜中に寮の外を出歩くのはダメだけど〜今回だけは特別にオッケーだゾ(ゝω・´★)」


ゆず！！


紗夜「ありがとう。いってくるね」


ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ――――――




紗夜「すばる！」

すばる「お、来たか。とりあえずそこに座ろうぜ」


すばるが椅子を指しながら言った


《1話でゆめちゃんとすばる君が会ったところにある椅子(分かりますかねw？)です！！by作者》


紗夜「どうしたの？」

すばる「それはこっちのセリフ」


え？


すばる「寮長から紗夜が男子部に俺を探しに来たって教えてもらったんだ」


寮長ったらわざわざ教えてくれたんだ……


すばる「で、用件は？」

紗夜「実は―――――――」



私はすばるに全てを話した

S5のこと

恋の雪組のこと

交際発表のこと


すばる「ふ〜ん」


全部聞き終わったすばるの第一声がこれ

ふ〜んってなに！？

こっちは真剣に悩んでるんですけど！


紗夜「どうすればいいと思う？」

すばる「俺はどっちでもいいよ」

紗夜「………はい？」


どっちでもいいって？


すばる「紗夜の好きなようにすればいい。俺はお前にもファンにも笑顔でいて欲しいから」


私にも、ファンにも笑顔に………


紗夜「すばる、私、やっぱりファンの人たちにちゃんと言う」


ファンに嘘つきたくないから

心からの笑顔でライブをして、
たくさんの笑顔の花を咲かせたいから！


すばる「じゃあ、決まりだな！」


すばるはそう言って椅子から立ち、腕をｸﾞｰﾝｯと空に向かって伸ばした

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