彼氏が男前すぎた【五色工】

04 : メロメロCHU＊ ページ4

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川西くんは、それ聞き頬杖をして上を向いた。

何も言わずに何かを考えているよう_。



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「だって、だって…工の前髪とか

太い眉毛とか睫毛の向きも愛しいの」




ぽわーんと工の顔を思い浮かべる_、

うん。やっぱり可愛い、超絶可愛い。


けど、何処が色っぽくて男前なんです。





「顔可愛い癖に背が凄く高くて、

本当天使の癖に体は男だし。


それに、指も長くて太くて、

声もまぁまぁ低いし…


そう言うギャップにも凄く萌えるのっ！！」




「ふんふん。でも、それって

俺にも言えることじゃない？」





川西くんは気怠げに自身を指差す。

確かにそうかもしれないけれど_、





「工は可愛い癖に男前だから特別なの」


「…よく分かんねぇ」





明るい笑顔もね、

素直な性格もね、


全部、全部可愛いだけじゃなくて


一発勝負好きなところ、

キレッキレストレートに直球で、


それって、全部"男前"なの。





「ま、五色のこと、好きなんだな」



「うん。凄く、凄く、大好き」





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