天竜人の元護衛人2 (ページ32)

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73話ページ32

スミレSide

スミレ「…」
　
不思議な街です…

どこを見てもオモチャだらけ…

オモチャの街のようですが…

スミレ「もしもしあの」

「？なんだい？」

スミレ「貴方は本当にオモチャですか？
オモチャが動くのは絶対ないと思うんですけど…」

「！！……俺は元々人間だ…変えられたんだよ」

やっぱり…

スミレ「ありがとうございます」

さて…
「おいアンタ」

え？

スミレ「どちら様でしょうか？」

「聞きたいことがある…ちょっといいか？」

スミレ「？はい」

路地裏に入った。

「俺は革命軍の者だ…お前は水竜姫のリサと黒龍のAを知っているか？」
　
リサ様とA様を？
　
スミレ「……何故それが言い切れる？」
　
「……やっぱり怪しまれるよなァ〜…水竜姫と黒龍は裏社会で少し…な」
　

スミレ「……カイドウと絡んでおりますよ…お二人方は……貴方はただの革命軍の方ではありませんよね？」

刀を構えた。

　
スミレ「革命軍のNO.2…サボ殿？」

「……へぇ…知ってるのか…」

スミレ「ええ…一応…耳には入っています……後ろにもお仲間様がいますよね？」

「なーんだ！バレてたのか！出てきていいぞ！コアラ！」

「凄い身体能力ね！私コアラ！貴方は？」

スミレ「スミレと申します…貴方方の目的はなんですか？」

　
「「……」」