9話 ページ11
リサSide
アタシには幼い時の記憶が全くない。
嵐にあったところまでは覚えてる。
誰かがアタシの手を握ろうとしたのも覚えてる。
けど、どんな人なのかさっぱりわからなかった。
けど、これだけは覚えてる。
その誰かの温もり…
暖かかった。
『リサ！』
私の名前が呼ばれたから振り向いた。
アタシが右耳につけているピアスの左耳をつけていた。
「？！……貴方…」
世の中ではアタシは水竜姫と呼ばれていたから本名で呼ぶ人なんて仲間以外初めてだった。
「誰でございましょうか？も、もしかして…アタシの事を知ってるお方ですか！？
アタシ…実は記憶喪失で…」
『い、いや…人違いでした…申し訳ないです…』
男の人はそう言った。
知ってるなら教えてほしい…
アタシが何者なのか…
だからあの人が死の外科医殿と行ってしまう前にもう一度聞きたかった。
「あ、あの、もし、アタシの事知ってるなら教えて！」
男の人は目を見開いた。
そしてニコリと笑い…え！？笑った！？
『俺を超えてみろ…リサ…』
優しくアタシの頭を撫でてくれた。
『俺を超えたらリサの過去、全部教えちゃる…』
な、なら！
「なら、貴方の名前だけでいい教えて！」
俺か？と振り向き少し笑いながら言った。
『自分はA…また、会えたら…何処かで…リサ…』
A殿は歩いていってしまった。
え…
ﾁｸﾘ
リサ「(え？ﾁｸﾘ？)」
「どうした？リサ…いつもより深刻な顔して」
リサ「なんでもありゃせんよ…サンジ…ただ…なにか忘れとるよくなきーして…」
ま、そのうち思い出すやろ
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イカしたガール(プロフ) - 単独行動さん» ありがとう！頑張るよ！ (2019年11月3日 9時) (
レス) id: 7b1eb5e9ab (このIDを非表示/違反報告)
単独行動(プロフ) - 好きです。応援してます。これからも頑張ってください！名前変えましたがレウスです (2019年11月3日 3時) (レス) id: 845970c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
シャム猫(プロフ) - イカしたガールさん» どういたしまして(*´ω`*)無理なさらず頑張ってくださいね(*^^*) (2019年9月15日 18時) (レス) id: 0e68210922 (このIDを非表示/違反報告)
イカしたガール(プロフ) - シャム猫さん» コメントありがとうございます！！続き頑張って書きます！ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 7b1eb5e9ab (このIDを非表示/違反報告)
シャム猫(プロフ) - 続きを待っています(*^^*) (2019年9月15日 17時) (レス) id: 0e68210922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカしたガール | 作者ホームページ：http:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ikasitagaru/
作成日時：2019年9月15日 16時
