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ごめんなさい ページ30

その後すぐ村田さんが駆けつけて、鬼を斬ってくれた。

しかし、獪岳は血を流して気を失ってしまった。

隠の方々に蝶屋敷まで至急運んでもらい、今に至る。



私のせいで、獪岳が...。

獪岳はお腹に包帯をまかれ、白い服に身を包まれてベッドに横になっている。蟲柱様によれば、怪我はそこまで酷くないという。
......うそよ、そんなの。たくさん血が出ていたもの。
私を心配させない為の、優しい嘘だわ。


「かいがく、おきて...かいがく......」



手を握りながら話し掛ける。

お願いだから目を覚まして。もう見たくないの、自分のせいで大切な人が居なくなるのは嫌



「.........ん......」



獪岳の手がピクリと動いて、唸る声がきこえた。



「!獪岳、きこえる?...おきて、獪岳」


すると獪岳の瞼がゆっくりと開いた。

良かった、いきてる......。
私の目から涙がこぼれ落ちる。


「.........」



獪岳は無言で私が握っていない方の手を伸ばし、私の顔を触る。

する...と目元の涙を親指で拭う。
そしていつもより優しい、儚い顔でわらった。

「...は......ひでぇ顔」


私はたまらず彼の首元に抱きついた。



「ごめんなさい、獪岳。
ごめんなさい......ぐすっ
庇ってくれてありがとう.....」

「わかったから、いちいち泣くなよ」



獪岳はAの頭や背中をポンポンと優しく撫でた。

炭治郎は動じない→←悪いのは私



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くろすけ(プロフ) - いままでこのお話を読んでくださった皆様、素敵なコメントをくださった皆様、ありがとうございます。ご縁がありましたら、またよろしくお願いいたします。 (10月15日 13時) (レス) id: 5d290dfab7 (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ(プロフ) - それにあたりまして、今後『獪岳と同期の子の話』については、支部にて、「胡麻/瑠璃/ばりぼり/」というユーザー名のアカウントから更新させていただきます。 (10月15日 13時) (レス) id: 5d290dfab7 (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ(プロフ) - Ms3さん» コメントありがとうございます。こちらの作品アカウントにログインできなくなってしまったため、今後このサイトから作品を更新することは一切ありません。しかし、私自身この作品に思い入れがあるため、別サイトにて修正、更新をさせて頂こうと思っております。 (10月15日 13時) (レス) id: 5d290dfab7 (このIDを非表示/違反報告)
Ms3(プロフ) - 全て読ませていただきました!今まで読んだ小説で一番好きです…文章の書き方が美しいです…更新まっています。乱文失礼しました。 (2022年1月30日 17時) (レス) id: 97ad62886e (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 月花さん» わからないです...村田さんは凄く好きなキャラクターなのでお名前知りたいです...、、 (2020年3月19日 10時) (レス) id: 2740432cb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばりぼり | 作成日時:2020年3月4日 10時

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