砂糖を ページ4
───の視点
ふむ…やはり、実りが少ないのぅ…
籠の半分も無い―
A「仕方ない、他も回るか…」
ついでに、町の方に降りて砂糖を買ってこよう。
もう残り僅かだからな。
─────
─────────
A「ふむ…やはり他の木も少ないな…
それに、実の付いていない木も多い…」
これでは私、じゃなくて…妾の望みは一生叶わぬのではないか…？
A「…………。
仕方ない、町に降りて砂糖を買うか…」
戦価と界価は専用の部屋に山積みになっておるからな、砂糖を一瓩買ったところでろくに減りやしない。
──────
───────────
─町─
A「そこの商人よ、砂糖をくれ。」
商人「砂糖？どれぐらいだい？」
A「そうだな…とりあえず一瓩くれ。」
商人「一瓩？！
せめてその半分にしてくれ…」
A「なに？！半分じゃと？！」
それでは次の水無月まで保たぬではないか…！
商人「こっちだって苦しいんだよ…」
A「む、むぅぅ…仕方ない…それでよい…」
他の店も回らねば…
商人「はい、毎度あり。」
A「のぅ、他に砂糖を売っている店はどこじゃ？
足りない分を買わねばならぬでな。」
商人「砂糖だったら、左に五件歩いた店にあるよ。」
A「そうか、ありがとう。」
ふむ、あの店だな？
A「おい、砂糖をくれ。」
人1「おい！皆逃げろ！
悪霊が出たぞ！」
人2「まだ町の外れにいる！！
早く逃げろ！！」
悪霊？
なんじゃそれは？
商人2「あ、悪霊？！
くそっ！ここでも悪霊かよ！」
A「おい、悪霊とはなんじゃ」
商人「はぁ？！あんた知らないのか？！最近になって出てき始めた人でも妖でも神でもない奴らだ…！」
A「ほぅ…」
あのゴキブリ共のことかえ…？
A「そうか、ならば私………
妾が退治してこようぞ。
その代わり、砂糖を少しおまけしてくれ。」
商人2「あ、あんた…英傑なのか…？」
英傑？なんじゃそれは？
A「……さぁな」
さて、町の外れと言っておったな…
あちら側から走ってきたから向こうか。
──────
───────────
A「おぉ、湧いておる湧いておる…」
悪霊「グオオオオオオォォォォォォ！！」
A「おぉ、其方から死にたいか。」
この数だと、先ほどの町を襲うつもりだったか。
A「其方等も、運がないのぅ。」
妾を敵に回してしまったのじゃからな…
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ラナンキュラス(プロフ) - レインさん» ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす！！！！ おじゃっ子とか、古風な言い回しの子に最近はまってああなりました、はい。反省はしてるけど後悔はしてませんｷｯﾊﾟﾘ はい！もうすぐで他の作品のスランプからも抜け出せる気がするのでこっちでも頑張ります！ (2017年6月26日 1時) (
レス) id: 9124c5e36a (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 一血卍傑の小説待ってましたぁああああ！！！！！((夢主ちゃんの口調最高ですね！！これからも頑張ってください！！ (2017年6月25日 22時) (レス) id: 61ce060edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラナンキュラス | 作成日時：2017年6月11日 0時
